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【こだわりの部屋づくりvol.25:後編】イメージボードをもとに、目的重視でリノベーション(JK DECORさん)

目次

前編では、JK DECORさんがリノベーションを選んだ理由や部屋のコンセプトなどについてご紹介しました。後編では、JK DECORさんのリノベーションの過程や住んでからの部屋づくり、収納のポイントについてご紹介します。JK DECORさんは、リノベーションをする際に、専門知識がなくて戸惑うことがあったと話します。専門知識がなくても理想のリノベーションを叶えるため、担当者との密なコミュニケーションが大事だと語ってくれました。

【JK DECORさん】
年齢:38歳 仕事:デザイン関係

【住んでいる物件】
家族構成:夫婦二人暮らし
築年数:約47年
間取り:1LDK

【リノベーション】
費用:120万円

1.リノベーションの過程

リノベーションの過程1:プランニング

リノベーションの過程
もともとリノベーション済みの物件を購入後、自分の希望に合わせて、さらにリノベーションを進めました。自身でつくった詳細なイメージボードをもとに、次のことについてリノベーション会社の担当者とイメージをすり合わせました。

・3LDKから1LDKに間取りを変更し、壁や引き戸などをなくす
・ドアを替える
・壁紙を張り替える
・カーテンレールの目隠しとして「たれ壁」をつける

さらに、入居後に内窓をつけました。

リノベーションの過程2:リノベーションで苦労したこと

エアコンの取りつけ

エアコンの取りつけでは、内窓をつける作業が大変でした。窓の前に壁をつくって、そこから配線を出しています。想定外の大工事になってしまいました
専門知識がないので、工事の難易度がわかりませんでした。例えば、コンセントの追加は難しいと思いこんでいましたが、意外と簡単にやってもらえました

専門知識がないと、予算の予想もつきにくく不安を抱えてしまいがちです。JK DECORさんは、その都度、工事の内容とそれにかかる費用を確認しながら進めていきました。

リノベーションの過程3:今まで持っている家具・インテリアとの組み合わせ

以前住んでいたところから使い続けているものは、ソファ、ベッド、書斎のローボードです。グレーのアイテムや木の家具が好きなのは、昔から変わっていません。入居してから3ヶ月くらいかけて、徐々に家具を揃えていきました

2.部屋づくりの過程

部屋づくりの過程1:徐々に家具を揃える

・キャビネット
引き戸タイプのキャビネット

キャビネット:unico SIGNE/花瓶:ACTUS/照明:無印良品

ソファの後ろにあるキャビネットはスペースの関係上、開き戸ではなく引き戸を選びました。中央の引き出しには、薬やアクセサリー類を収納しています。

・ミラー
大型のミラー

ミラー:楽天

リビングでひときわ目立つ大型のミラーは、自然な木の風合いがアクセントになっています。高さ170cm、幅80cmという大きな鏡に、窓の外の景色を映すことで部屋を広く見せる効果があります。

・ゴミ袋
オシャレなペーパーバッグをゴミ袋に
オシャレなペーパーバッグをゴミ袋として使用しています。紙でできていますが、クラフトペーパーの二重構造なので強度があります。

インテリアとしてもかわいいし、紙製で軽く、何よりゴミがたくさん入ります

・スタンドライト
脚のデザインが特徴的なフロアライト

スタンドライト:コンランショップ クロスフロアライト

シンプルながら脚のデザインが特徴的なフロアライト。テレビドラマのワンシーンに映っていた物を探して購入したそうです。

・プフ/サイドテーブル
プフとサイドテーブル

プフ:IKEA/ソファの横のサイドテーブル:無印良品

ニットのプフを取り入れたことで、空間の印象がやわらかくなりました

サイドテーブルは、バッグ置き場の役割も果たしています。スツールとしても使用できる丈夫なつくりで、バッグを置くためにつくられたかのようなちょうどいいサイズだったそうです。

バッグをダイニングテーブルやソファの上に置くと、部屋が散らかって見えてしまいます。帰宅したら、まずバッグをサイドテーブルに置くことをルールにしています

部屋づくりの過程2:仕事がはかどる書斎をつくる

座り心地のいいチェア

椅子:エルゴヒューマンベーシック

書斎の椅子は長時間座ることを考慮して、デザインよりも座り心地優先で選んでいます。

椅子の善し悪しがそのまま集中力や疲労に直結するので、見た目だけでは選べません。自分にとって楽な姿勢が自然に取れるかが重要です

部屋づくりの過程3:ドライフラワーを飾る

自分流のアレンジをしたドライフラワー
JK DECORさんは、ドライフラワー専門店で1本ずつ購入し、自分流のアレンジを楽しんでいます。


今後の部屋づくりについて

今後は、テレビを壁掛けにしてみたいです。あとは、ベッドルームにカーペットを敷いたり、ポスターを飾ったりして、よりいい雰囲気を演出していきたいです

3.収納の工夫について

JK DECORさんは、収納について「外から見てきれいなら、中はそれほどきれいにしなくても気にならない」と言います。JK DECORさんが「投げ込み収納」と表現している収納方法は以下の通りです。

・分類できるものは、それぞれカテゴリに分けたボックスを並べる
・分類できないものは、1つのボックスにまとめておく
・投げ込み収納をしていくうちに分類できるようになったものは、新しいボックスをつくる

最初からカテゴリを分けるより、グループができてから独立させます。キッチンのパントリーには、まだ何も入っていないボックスがいくつもあります

パントリー

白で統一されたパントリー
白で統一されているパントリーは、狭さを感じさせません。キッチン周辺に物を置きたくない人には、パントリーがおすすめだと話してくれました。

窓側はIKEAのキャビネットを組み合わせています。窓を全部ふさがない程度の高さにするのが、閉塞感を出さないコツです

クローゼット

収納スペースを大限に活用するためボックス
書斎のクローゼットは奥に壁がなく、寝室のクローゼットとつながっている構造です。収納スペースを最大限に活用するため、ボックス収納にしました。バンカーズボックスの中身は、衣類や旅行関係、デザイン資料などをそれぞれのボックスに分けています。中身がわかるよう、すべてのボックスにラベルが貼ってあります。

寝室側は全面ハンガー収納になっています。食料や洗剤などキッチン関連のものはすべてパントリーに収納し、それ以外のものはすべてクローゼットに収めています

配線収納

生活感を見せない工夫
どこの家でも持て余してしまいがちなケーブル回線ですが、JK DECORさんはオリジナルのアイデアで収納しています。ブックシェルフにルーターを置き、その前を板と本でカバーしてうまく隠しました。
見せない工夫_その2
パソコン周辺の配線は、IKEAのキャビネットをうまく使っています。棚の背板を外して壁に寄せることで、コンセントごと配線を隠しています。

キッチン

高さを活かしたキッチンボード
パントリーの入り口にあるキッチンボードは、低い位置にある引き出し収納を活用しています。

扉収納の場合は、棚に目線を合わせなければ奥の物が見えません。引き出し収納は、なかの物が一目でわかるところが便利です

ボックス付きすきま収納庫
冷蔵庫横にあるわずかなスペースも、『ボックス付きすきま収納庫』を入れて有効活用しています。缶ビールの収納場所として大活躍だそうです。

4.リノベーションを検討している方へ

リノベーションを検討している方へのアドバイスとして、最初に部屋のイメージを固めたほうがリノベーションを進めやすいと教えてくれました。JK DECORさんはインターネットから得られる情報をもとに、イメージを決めています。

最初に決めたイメージが、その後の部屋づくりや家具選びの指標になります。集めた情報を貼りつけて、イメージボードをつくるといいと思います

物件

物件に関しては、自分が暮らしているイメージが湧くかどうかで決めたそうです。

部屋に入った瞬間、ここにテレビを置いて、ここにソファを置いて…と、想像を膨らませられる物件を選ぶほうがいいと思います
もともとこの部屋は間仕切りが多かったのですが、リノベーションで壁をなくすことを想像したとき、大きなリビングをイメージできました

リノベーションでも変えられない部分があると知ったうえで、最良の物件を見極めるには「何を重要視したいか?」で基準を定めておくことが大事です。

※JK DECORさんのインスタグラム

アカウント名:jk___decor

「インテリアに興味がある人は、暮らし全体を丁寧に考えている」と話すJK DECORさん。

Instagramをきっかけに、自分の暮らす空間に興味を持つ人が増えてくれることを願っています。そのために意識していることは『真似できるインテリア』です。手が出しづらい高級家具や海外でしか購入できない家具や雑貨ではなく、IKEAやニトリ、unicoや無印良品など、国内で手に入れられるインテリアで作れる空間を目指しています。また、購入した場所や金額、使い心地などの情報をなるべく詳しく書くように心がけています

お気に入りの写真は、2019年8月12日のものです。
お気に入りの写真
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