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壁面収納DIY!壁を傷つけずに棚をつくる方法(ラブリコでお部屋改造)

目次

みなさん、お部屋の収納スペースには満足していますか?
収納スペースを増やすために収納家具や収納グッズを多用すると、お部屋が更に狭くなってしまいますよね。

そこでおすすめなのが、DIY Magでも人気の壁面収納
2×4(ツーバイフォー)材とアジャスターを使うことで、賃貸物件でも壁を傷つけることなく、収納スペースをつくることができます。

壁面収納のメリットは、壁面の範囲が大きければ大きいほど収納できるものも増え、サイズの調節もしやすいこと。デッドスペースを収納スペースへと有効活用できます。

前回の「壁紙でお部屋改造」に引き続き、壁面収納をレクチャーしてくれるのはDIY動画でおなじみのまるちゃん!

壁面収納DIYを行う場所は、賃貸×DIYでどこまでこだわった暮らしができるのか、自宅を実験台にお部屋改造中の LIFULL HOME’S DIY Mag 編集長ヨーコの自宅。

みなさんこちらの記事を読んで、ぜひご自宅の壁面収納にチャレンジしてみてくださいね。

1.使用した材料

壁面収納材料写真壁面収納で使用する木材事前に壁面収納を取り付けたい場所のサイズを測り、ホームセンターで木材を購入する際にカットしてもらいました。

天井や梁の高さは左右で同一とは限らないので、場所を何点か変えて測ることをお勧めします。
なお、ラブリコを使用する際は立てる高さから95㎜引いた寸法でカットする必要があるので注意してください。
5mm〜1cm程度短いサイズでも、ラブリコの上キャップの可動幅が1.8cm(上キャップサイズ:12.0-13.8cm)あるので調整可能です。

LABRICO(ラブリコ) 2×4アジャスター(5個使用)
1個あたり1,185円
■SPF 2×4材(1890㎜×4本、1957㎜×1本)
1本あたり645円
■シナ有孔ボード(910×1660×5.5㎜×1枚)
2,380円
■ブラケット金具(5個使用)
1個あたり258円
■チャンネルサポート1列タイプ(2本使用)
1本あたり797円
■チャンネルサポート2列タイプ(1本使用)
1本あたり1,180円
■チャンネルサポート用ブラケット金具(12個使用)
1個あたり397円
■パイン集成材(970×250×12㎜×6枚)
※チャンネルサポートで使用
1枚当たり1,740円
■Jパネル(910×300×36㎜、1960×300×36㎜)
スタッフ私物

2.「2☓4材」とは?アジャスターって何?

2×4材とは、2×4工法という「面で組み立てていく住宅工法(住宅の建て方)」に使用される角材の事をいいます。木口の厚さが2インチ、幅が4インチの木材のことで、乾燥させる段階でサイズが変化するため実寸では厚さが1.5インチ、幅が3.5インチ程度で規格化されています。
代表的なのは今回使用する「2×4材」ですが、他にも1×4(ワンバイフォー)、2×3(ツーバイスリー)などそのサイズは様々。

そしてここ数年、その2×4材の端にセットすることでつっぱり棒のような役割になるアジャスターが人気。いまやDIYに欠かせないアイテムとなっています。

2×4材アジャスターの代表的な4ブランドはこちら。
ブランドによって色や形も様々なので、お部屋の雰囲気に合わせて選んでみてくださいね。

ラブリコ
ディアウォール
ピラーブラケット
ウォリスト

3.「2×4材」と「ラブリコ」で壁面を収納棚へ

今回は、2×4材とラブリコを使って壁面収納にチャレンジしていきます。
DIY前の廊下壁面写真のような一般的な廊下の壁が、今から「見せる壁面収納スペース」に変わっていきます。
それでは早速、やっていきましょう!

作り方1(有孔ボード編)

まずはじめに、2☓4材とアジャスター(ラブリコ)で支柱を作り、その上から有孔ボードを設置していきます。

有孔ボードとは、学校の音楽室などでおなじみの規則性のある小さな穴が空いている板のこと。穴にフックやワイヤーを掛けて、簡単に棚や仕切りをつくることができるためDIYではおなじみのアイテムです。
2×4アジャスターアジャスターを木材に取り付ける2×4材にラブリコを取り付けていきます。どこにでも棚や収納を増やせて便利なSPFの棚ですが、耐荷重量には注意が必要。重量がかかると倒れる恐れがあるため、事前にアジャスターの使用荷重を確認しておきましょう。今回はラブリコの使用荷重についてを参考にしています。

また、木材は季節や環境(湿度や気温など)によって収縮や膨張をするため、緩んでいないかこまめに確認するのが安全に使用するポイントです。
固定する位置に印をつける2×4材を固定する位置に印をつけていきます。壁に痕が残ると困るという方は、マスキングテープの使用をおすすめします。
アジャスター付きの木材を仮固定木材の上下にラブリコをセットし、壁面に沿わせて設置していきます。あとで調整しやすいよう、最初は仮止めしておきましょう。
複数の木材を仮固定していくアジャスターの水平を図る仮止めの状態で、スマートフォンアプリなどを使用して床に対して垂直になっているかどうかチェックしていきます。この時点で問題がなければ、仮止めしていたアジャスターをきつく固定します。
有孔ボードを取り付る固定した2×4材に有孔ボードを取り付けていきます。有孔ボードは、穴の規格が「ピッチ25mm・大きさ5mm」「ピッチ30mm・大きさ8mm」と2種類あります。取り付ける金具やパーツにあわせて選びましょう。ドライバーで有孔ボードを取り付けるドライバーを使って、有孔ボードを取り付けていきます。順番は左右同じ高さの場所に打つとずれないので、二人がかりでできたらベストです。一人で作業を行う際は、有孔ボードが傾いていないか確認しながら作業を行ってください。
打つ位置はできるだけ左右で均等に打つと、重さのかかりも分散し、見た目もきれいになりますよ。
また、今回は見た目を重視して梁まで有孔ボードを貼っていますが、アジャスターが緩んでいないか定期的に確認する必要があるため、上部は5~10㎝程度空けておくことをおすすめします。

作り方2(固定棚・可動棚編)

続いて、壁面収納の肝となる棚を取り付けていきます。
今回は固定棚と可動棚、二種類の棚をつくります。収納したいものの大きさにあわせて、ぴったりにつくることができるのもDIYのメリットです。

まずはじめに、重量のあるものや大きいもの、普段使用しないものを収納する用に一番下に固定棚を作っていきます。
棚受け金具今回は、木材の色にも映える、白くてつるっとした棚受け家具を使用しました。
棚を付ける位置に印棚を付ける位置にしるしをつけていきます。固定棚なので、置きたいボックスなどが入らなかった… なんてことがないよう、事前にサイズを確認しておきましょう。
しるしを付ける際には、棚が傾かないよう左右の高さにも注意が必要です。
棚受け家具と棚板をビスでとめる棚受け金具と棚板をビスで留めます。乗せる荷物が落ちないよう、しっかり留めてくださいね。
2×4に棚板を取り付ける左右のバランスを取り、棚受け金具を棚板に取り付けていきます。ひとりサポート役の方がいると安心です。
水平を図る取り付けた棚が水平になっているか、しっかり図ることも忘れずに。

ここからは、ダボレールと棚受け金具を使用した可動棚を作っていきます。
ダボレールとは、棚を設置するための支柱のこと。「ダボ柱」「ガチャ柱」「ガチャレール」など、その呼び方は様々です。
チャンネルサポート今回は、ダボレールの中でも有名な「チャンネルサポート」という製品を使って可動棚を作っていきます。
2×4材の中心に印を付けるチャンネルサポートを取り付けるため、2×4材の中心にしるしをつけていきます。印がずれてしまうと、棚も傾いてしまうので注意して行いましょう。
チャンネルサポートの水平を図るこちらも、スマートフォンアプリなどで床に対して垂直になるように測っていきます。

チャンネルサポートの取り付けができたら、いよいよブラケットに棚を取り付けていきます。
ブラケットブラケットをセットダボレールの穴にブラケットを引っ掛けます。置きたいもののサイズや高さを測ってからセットすると、取り付けたあとすぐに棚が使えますよ。
ブラケットに棚を取り付けブラケットを取り付ける場所が決まったら、棚を取り付けていきます。
調節可能な棚ブラケットはチャンネルサポートから取り外し可能です。棚の高さが自由に調整できるようになり、収納の入れ替えや大きいサイズのものを置く際も簡単に移動できます。

4.どんなスペースでもできる壁面収納の事例

今回は廊下のスペースを有効活用するために壁面収納にチャレンジしましたが、壁面収納は壁さえあればどんなスペースでもチャレンジできるのがメリット。
ここからは、過去にDIY Magで特集した壁面収納事例をスペースごとにご紹介します。

キッチンの壁面収納キッチンの壁面収納

写真:賃貸のお悩み解決-お助けDIY Vol.1 |レトロなキッチンをカフェ風に!1×4材と木目調シートで原状回復可能なDIY

壁面収納によって、キッチンで散らかりやすい調味料やコップなどの収納スペースが増えただけでなくレトロなタイルを隠せるメリットも。お気に入りのインテリア小物を置いて、自分好みのスペースに変身できちゃいます。

キッチンの壁面収納

写真:【DIY PEOPLE Vol.11】ヒントは日常から。デザインは自分で。DIYで進化させる、自分にとって一番使い勝手のいい家

圧迫感のあった食器棚を撤去して、「見せる収納」にシフトしたというキッチンスペース。本来食器棚ではないアイアンキャビネットと、その上にガス管と足場板で作った棚を設置しています。壁の色ともマッチして、とても自然な壁面収納スペースになっています。

デッドスペースの壁面収納

デッドスペースの壁面収納

写真:[棚・有孔ボードDIY]賃貸でも大丈夫!傷を付けない壁面収納- Shelves&Perforated board DIY

窓横のデッドスペースが、壁面を活用することで収納スペースに様変わり!チャンネルサポートを使用すれば、棚を可動させることができるため通気口を塞がずにしっかり換気もできます。

有孔ボードの活用事例

有孔ボードは自分の使い方に合わせてカスタマイズできるのがメリット。今では穴にかけるフックの素材やデザインも豊富で、選ぶのも楽しいですよ。
設置する場所によっても、使い方は様々。例えば寝室やクローゼットに設置する場合は、洋服や帽子、バッグやアクセサリーなどをかけるとインテリアのアクセントにもなります。

見せるだけじゃない、「隠す収納」もお手の物な有孔ボード
有孔ボードを使ったキッチン収納

写真:ピラーブラケットで叶える簡単収納DIY

お皿や調理器具など、細々したものが多いキッチンスペースには有効ボードがぴったり。ごちゃごちゃした印象がなくなり、おしゃれに見えて一石二鳥です!

整理整頓がしやすくなる有孔ボード

フックを掛けて戻す場所を決めてあげることで、お子さまも整理整頓しやすく、すっきりとしたスペースに。
有孔ボードを使った収納術写真:マンション収納術!キッチン、ウォークインクローゼット、納戸を無駄なくスッキリ見せる美人収納

納戸で表に出ている壁面は、掃除用品や意外と使う小物などを置いておくと取り出しやすく便利。もし使っていない壁があったら試してみてくださいね!

可動棚の活用について

可動棚は自分の置きたいアイテムにあわせて高さを変えられる便利なアイテム。しかし、並べるものによっては雑多な印象になってしまう可能性も。
そんな時は、素材や形を揃えたカゴやボックスを並べることで、見た目に統一感がでてぐっとオシャレになりますよ。

靴をコレクションしている方でもばっちりな可動棚

チャンネルサポートでDIYした靴箱

写真:【こだわりの部屋づくりvol.16:後編】 手持ちの家具を賢く利用!色のトーンを合わせて家具を選ぶ(山口さん夫婦)

靴箱をDIYされたご夫婦。整列されたスニーカーに思わずうっとりしてしまいますね。奥の有孔ボードにはお出かけグッズも掛けてあり、生活導線に合わせて手に取りやすいのも便利です。

可動棚を使った靴収納

写真:【こだわりの部屋づくりvol.28:後編】全力で向き合うリノベーション!まずは自身の暮らしを見直そう(pomqujackさん)

これだけボリュームがある靴も、可動棚の高さを調節して収納アイテムを統一するとこんなにもすっきり整理整頓されます。スニーカーやハイカット、ブーツが多い方も安心ですね。

5.まとめ

部屋の収納スペースが狭くて困っている方や、お部屋のインテリアを変えたい方。ぜひ、動画を見ながら簡単で賃貸でも現状回復OKな「壁面収納」にチャレンジしてみてくださいね!