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DIYのきほんを覚えよう 塗料編

目次

これからDIYにチャレンジしてみたいと思っている方必見!
「自分の作品にはどんな塗料が合うの?」
「自宅でペイントする場合、においが出ないようにするには?」
種類も多く、塗料はDIY初心者が躓きやすいポイント。

塗料の種類やそれぞれの特徴を知ったうえで、自分のお気に入りの色でペイントしてみましょう!自分の作品に、更に愛着が湧くはずです。

1.塗料の役割

塗料の役割は様々ですが、主に以下の3つが挙げられます。使用目的・用途にあわせて、最適な種類の塗料を選びましょう。

ペイントする役割

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塗料と聞いた際に一般的にイメージされる「色付け」を行うための役割です。
木材を色付けしたり、経年によって色あせた素材を鮮やかな色へリメイクできたりします。塗料の種類によっては、色付けだけでなくツヤや立体感を出すことが可能です。

保護する役割

木材の保護や金属のサビ防止など、素材を長持ちさせる役割です。
ものの表面は、日光や風雨に晒されると徐々に劣化していきます。塗料は乾燥することで薄い膜をつくるため、用途に適した塗料を塗装することで物を保護することができ、素材を長持ちさせることができます。

機能性を高める役割

ペイントするものの用途に応じて機能性のある塗料を使うことで、長持ちしたり使いやすくなる役割です。機能性の種類は様々で、防カビ・防虫・防腐・防さび・耐熱・遮熱機能など多岐にわたります。

2.水性塗料、油性塗料の違い

両者の違いは、原材料に水が入っているか、油が入っているかどうかです。
においや耐久性など違いがありますので、以下の特徴を把握した上で取り扱いやすい方を選んでみてください。

水性塗料の特徴

水性塗料の場合、一般的にイメージするシンナー臭は発生しにくいです。
室内(フローリングなど耐久性が必要な箇所を除く)で使用したり、においに敏感なご家族・ペットがいる場合は水性塗料の使用が向いています。
最近では、水性塗料でも耐久性のある塗料が沢山あります。道具に付着した塗料も水で洗い流すことが可能ですので、まず初心者の方は扱いやすい水性塗料をおすすめします。

油性塗料の特徴

水性塗料に比べ、油性塗料の方が塗膜が強く耐久性に優れています。
しかし、強い臭いが発生することや、専用の薄め液を使っての希釈など、初心者の方には少しハードルが高い側面も。耐久性をより高めたい場合や、発色をより良くしたい場合は油性塗料の使用をおすすめします。

3.塗料の種類

塗料には沢山の種類があります。主にDIYで使うことが多い塗料である、ステイン、ワックス、ウレタンニス、アクリル塗料、プライマーについてご紹介します。

塗料の種類:ステイン塗料(水性・油性)

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ステインとは、木材に染み込ませ色をつける用途で使用される液体塗料です。
色は各メーカーから様々な種類が出ており、好みの色に塗装ができ木目を生かした塗装ができるのが特徴です。ツヤの有無も選べるため、作りたいものの完成形をイメージしながら使用するタイプを選びましょう。

また、耐水性を高めたり、防腐防虫の効果のあるものも発売されています。水回りで使用するものや、屋外に設置しておくものなどは、塗料の機能性も考慮しながら選ぶのがポイントです。
塗装の際は、ムラにならないよう注意し、余分な塗料はウエスなどで拭き取りましょう。

なお、キッチン周りで油性塗料を使用する際は火気に注意してください。また、塗装に使ったウエスやハケが自然発火する恐れもあるので、処分する前に水につけることをお忘れなく。

商品例:ブライワックスウッドダイ、ワトコオイル、キシラデコールなど

塗料の種類:ワックス(油性)

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ワックスとは、バターのような固形の塗料で木材に刷り込むように塗装するものです。

ステイン塗料と異なるのは、木部に染み込ませるのではなく表面をコーティングする機能であること。表面的な塗装のため、ステイン塗料に比べると濃い色は出しにくく、組み合わせて塗装することでより質感がアップします。

塗装後のポイントは、余分な塗料を拭き取り磨くこと。光沢感が出て、作品のクオリティがぐっとあがるのでおすすめです。

商品例:ブライワックス、オスモワックス、アンティークワックスなど

塗料の種類:アクリル塗料

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アクリル塗料とは、皆さんご存知の「ペンキ」に分類される塗りつぶしの塗料です。

ステイン塗料やワックスに比べ、カラフルで様々な色のバリエーションがあります。ツヤあり・ツヤなし・耐水・防腐・防虫など、様々な機能に特化したものが出ているので、用途に応じて使用しましょう。

商品例:ミルクペイントなど

塗料の種類:ウレタンニス(水性・油性)

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ニスとは、最終的な仕上げで使用する、木材を保護するための塗料です。強固な塗膜を作ることで、耐水性など木材の強度が上がるのが特徴です。

基本的には無色透明で、木材そのものの色や塗装を活かした仕上げが可能になります。油性のウレタンニスに関しては、油本来の薄い黄色のような色が付いているため、無色透明ではありません。
また、カラーニスという、ステインとニスが混じったようなものもあります。

ニスといえばテカテカの仕上がりになるというイメージがありますが、ツヤあり、ツヤなしと種類があります。
塗る際は、一度に厚塗りしてしまうと仕上がりが汚くなってしまうので注意してください。薄く層を重ねながら塗装するのが綺麗な仕上がりのコツです。
一度ニスを塗ってしまうと、その上から別の色を塗ることはできないのであわせて注意しましょう。

塗料の種類:プライマー

プライマーとは、下地材のことです。塗料の定着をよくするために使うもので、プラスチックなど、木材以外の素材に塗装が可能になります。既製家具のリメイクでよく使うことも。

商品例:ミッチャクロン、マルチプライマーなど

4.変わり種塗料

リメイク缶写真:漆喰塗料を使ってJUNKなリメ缶の作り方♬

ご紹介したような「色をつける」「保護する」塗料の他に、金属風、漆喰風、汚し加工用など、変わったエフェクト塗料もあります。

プラスチック素材を金属風にしたり、完成した家具に汚しを入れてアンティーク風を演出したりと、作品のクオリティをグッとあげることができます。
DIYに慣れてきた方は、ぜひ挑戦してみてくださいね。

商品例:アンティークメディウム、ダストメディウムなど

まとめ

塗料にも沢山の種類があることを知っていただけたでしょうか。DIYの幅がぐっと広がり、更に愛着が湧くようになる塗料はDIYに欠かせないアイテムです。

初心者の方は、取り扱いやすい水性塗料からまずはご自身のお好きな色を選んで、ペイントにチャレンジしてみてくださいね。