お気に入りのインテリア、手作りの家具、居心地の良さを追求したリノベーションなど、住まう人の理想が詰まった「こだわりの部屋づくり」についてご紹介するこちらのシリーズ。
前編では美波さんの部屋のコンセプトやお気に入りのアイテムなどについてご紹介しました。後編では、美波さんの部屋づくりの過程や、家具の選び方、ライフスタイルについてご紹介します。生花やドライフラワーで部屋を飾り、ときには大きく模様替えをする美波さんを見ていると、部屋づくりを楽しんでいる様子が伝わってきます。ポジティブな姿勢で部屋づくりを進めるためには、どうしたらよいのかを伺います。
【美波さん】
年齢:26歳 仕事:メーカー・企画
【住んでいる物件】
間取り:1K ・7畳
1.部屋づくりの過程
部屋づくりの過程1:イメージをもとに家具を購入する
初めての一人暮らしだったこともあって、家具や家電のほとんどを1度に購入することにした美波さん。
美波さんのお母さんもインテリアが好きだそうで、お花が食卓に飾られることもよくありました。「木肌を生かした家具と植物でつくるナチュラルテイスト」の部屋は、幼いころから育った環境が表れています。
部屋づくりの過程2:植物を飾って、部屋のポイントにする
生花は定期便を利用しています。可愛くアレンジされた花束が届くので、そのまま花瓶にさすだけです。忙しくてゆっくりお花を選んでいる時間のない人や、お花のアレンジに自信のない人に喜ばれるサービスです。
部屋づくりの過程3:模様替えをしながら、より暮らしやすい部屋にする
植物を変えたり、小物を移動させたりといった細かな模様替えを頻繁に行っている美波さん。大きな模様替えをしたのは、半年前のことです。窓際にあったベッドを奥に移動して、奥にあったテレビとソファを窓の近くに配置しました。
・前のレイアウト
模様替えをしていて苦労するのは、重い家具を一人で動かさなければいけない点だそうです。
部屋づくりの過程4:DIY
来客も多い美波さんの部屋には、友人たちが座って食事のできるテーブルが欠かせません。以前は縦60cm×横90cmのテーブルを使っていましたが、料理が置ききれず狭く感じていました。
無垢材のテーブルは水に弱いため、日頃から汚れ防止用のマットや布を敷くようにしているそうです。
インテリアにこだわるようになったきっかけと今後の部屋づくり
美波さんは何かとインテリアに縁のある環境にいたようで、インテリア好きの家庭に育ったうえに、学生時代の留学先だったドイツではインテリアコーディネーターの家庭にホームステイをしていました。
今後はテレビ台の後ろの1面を、ブルーグレーやピンクベージュの壁紙に変えようか考えているそうです。また、鞄が置けるような棚をDIYしてみたいと話してくれました。
2.ネットとお店の両方をうまく活用しながら、好きなデザインを見つける
大物家具を購入する際はネットを利用し、すぐに持ち帰れる小物類はお店で購入します。ネットで家具を見つける際には、すでに自分の中で完成しているイメージに合うようなカラーとデザインを検索していきます。気に入った物が見つかったら、最後は予算で比較検討するという順番です。
3.趣味や休日の過ごし方
料理
最近はタイ料理をつくることに夢中になっているそうです。ガパオライスやバターチキンカレー、生春巻きなど、レパートリーも豊富です。バターチキンカレーは市販のルーに、トマトやココナッツミルク、数種類のスパイスと、しょうが、にんにくを入れて本格的な味わいに仕上げます。
音楽
部屋に飾っているCDジャケットは、好きなバンドの物です。やわらかい感じのする音楽とメンバーの可愛らしい人柄が魅力と話してくれました。
スノーボード
毎シーズン4回ほど出かけるスノーボードは、美波さんが小学校から続けているスポーツです。大学時代はスノーボードサークルに所属。社会人になってからも偶然、周囲の人がスノーボード好きという環境でした。
4.これから部屋づくりを始めたい方へ
部屋づくりを始めるときは、雑誌やネットを参考にしながらつくりたい部屋のイメージをしっかり掴んでおくのがいいと教えてくれました。
※美波さんのインスタグラム
アカウント名:welle_1230
美波さんは、部屋に関する投稿のほかに、音楽や料理に関する投稿もしています。フォロワーさんも音楽好きから料理関係まで多岐にわたっています。いろんな方の要望に応えるために、1つの分野に偏らないような投稿を心がけているそうです。
お気に入りの1枚は、5月25日のものです。
■美波さんのInstagramを見る