お気に入りのインテリア、手作りの家具、居心地の良さを追求したリノベーションなど、住まう人の理想が詰まった「こだわりの部屋づくり」についてご紹介するこちらのシリーズ。
今回ご紹介するのは、東京23区内に在住の桃花さんの部屋です。高い天井と白をベースにした室内に、ウッディな床が全体のトーンに変化を与えています。シンプルな美しさはもちろん、過去に暮らしづらい部屋に住んだ経験から、機能性にもこだわったという桃花さん。今回は、そんな桃花さんの住む人に優しい部屋づくりを見ていきましょう。
【白水桃花さん】
年齢:20代前半 仕事:クリエイター
「今の部屋には昨年の10月頃から住み始めました。18歳から大学に通うために一人暮らしを始めて、今の部屋で3回目の引越しです」
【住んでいる物件】
桃花さんが住んでいるのは、落ち着いた雰囲気の街にある1K(10畳)の部屋です。この部屋を選んだポイントは、ウッディな床だそうです。
「立地的にも都心からアクセスがよく、駅前に大きな商店街があって必要なものは一通りそこで揃えられることがお気に入りのポイントです。いろいろなお店が駅と家の動線上にあるので、とても便利で重宝していますね。防犯面でも、人通りが多いため帰りが遅くなっても安心できます。魚屋さんや八百屋さんといった昔ながらのお店もあって、どこかホッとできる雰囲気です」
1.温かみのある木床と白が調和する、住む人に優しい部屋
テレビ台:IKEA
桃花さんの部屋は、全体的にベースが白で統一されています。前に住んでいた部屋も家具は白で揃えていましたが、そのときは床も白く冷たい印象だったそうです。今は木床の温かみが全体のバランスをほどよく整えています。
2.お気に入りアイテムは、デスク兼ドレッサー
デスク兼ドレッサー:IKEA/デスクライト:IKEA/チェア:IKEA
デスクは、奥行きが広く、ドレッサーとしても使っています。
3.空間ごとのポイント
ベッド
ベッド:楽天
ベッドは前に住んでいた部屋が狭かったので、セミシングルの小さい物を選んでいます。サイズが80cm×180cmしかなくて大人のベッドとしては小さいですが、そのほうがほかのスペースを広くとれます。ベッド下にはたっぷりの収納もついていて大活躍しています。ただ、このサイズに合うシーツやカバーを探すのには苦労したそうです。
カーテン
カーテン:楽天
外の音が気になることがあるので、遮音効果のあるカーテンを取り付けています。色はあえて白ではなく薄いグレーにしているのでやわらかい印象です。
照明
天井照明:IKEA
ドレッサーの照明とお揃いのライト。一人暮らしを始めたときに購入した物です。
ソファ
ソファ:MODERN DECO
テーブル
欲しいインテリアは、ネットを大いに活用して購入しているという桃花さん。海外の物も、ネットがあれば直接購入できます。ネットを有効活用するのは大事だと改めて思ったそうです。
サイドテーブル
サイドテーブル:IKEA
キッチンまわり
調理器具は黒で統一されています。
4.収納について
テレビ台
テレビ台の下には、無印良品の収納ケースを使って、コード類などを仕舞っています。収納ケースも、全体的に白で統一されています。
ドレッサー
ドレッサーの引き出しにはメイク道具をしまっています。サイズ別に分けられて、すっきり収納されています。
一部はあえて外に出しておくことで見せる収納にしています。
ランドリーまわり
洗濯機に取り付けられるタオル収納は、山崎実業の便利グッズです。