大きな面積を占める壁は、部屋のイメージを決める大事な空間。壁紙を変えるだけで、まるで違う部屋にいるかのように印象が変わります。壁紙を自分らしくアレンジすることは、まさに理想の空間づくりへの近道。最近では簡単に張ることができる壁紙も話題になっています。ここでは、様々な壁紙を使った部屋の事例と、空間をカスタマイズする方法を紹介します。
自分で張れる壁紙で部屋にオリジナリティを
一般的な住まい、特に賃貸住宅の壁紙の殆どは、シンプルな白い壁紙です。その壁紙に注目する人が増えています。自分のお気に入りの壁紙を張ってオリジナリティを出してみるのはいかがでしょう。
引越しや大掃除などをきっかけに変えるのも良いですが、もっと気軽に模様替え感覚で壁紙を張ってみませんか。「壁紙を変える」と聞くと、大掛かりで大変そうなイメージがあったり、賃貸だと難しいのではと感じたりする人も多いと思います。ですが、初心者でも気軽に挑戦できたり、賃貸でも原状回復が可能な壁紙もあったりするので大丈夫。
例えば、最初から壁紙の裏にノリがついているものや、シール状になっているステッカータイプが手軽でおすすめです。壁紙用のホッチキスや、剥がせる両面テープといったアイテムも便利。また、簡単に剥がせるものや、水周りにも使えるものもあり、家の中で壁紙を張ることができる範囲も広がっています。
壁紙を張る場所選びも大事なポイント。最近では、部屋の一面だけに個性的な色柄の壁紙を貼ってインテリアのポイントにする「アクセントウォール」を取り入れる人が増えてきました。一部だけに取り入れるなら、ユニークなデザインやカラフルなものも選びやすそう。壁の一面だけを全体的に変えても良いですし、天井にのみ壁紙を貼るのも個性的な空間になります。階段のある家なら、階段周りの壁紙だけ変えると、上り下りするときの気分が変わります。
壁紙で空間カスタマイズ
ここでは壁紙を使ったオリジナルの空間を紹介します。
DIY PEOPLEにも登場しているゆぴのこさん宅の工房兼アトリエの壁紙。海外から輸入した不均質なレンガ調です。海外壁紙は個性的なデザインが多く、空間のおしゃれ度を一気にあげることができます。
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[Vol.11]ヒントは日常から。デザインは自分で。DIYで進化させる、自分にとって一番使い勝手のいい家
リビングダイニングの壁にストライプの壁紙を貼って、ナチュラルなアメリカンヴィンテージ風インテリアに。ストライプの壁紙は初心者にも使いやすい柄のひとつです。
出典：トイレのように他と区切られた空間なら、こんな大胆な壁紙で遊び心を演出することもできそう。季節や気分で張り替えてもいいですね。
キッチンカウンターからつながる壁一面のみに花柄の壁紙を貼った部屋。アジアンミックスのインテリアに花柄の壁紙を合わせて、個性的な空間になっています。他のインテリアとの合わせ方次第で、何通りものオリジナリティが出せるところも壁紙の面白いところ。
無垢材のようなナチュラルテイストで統一したインテリアのなか、キッチンの印象を変えるために石材風の壁紙を貼った仕切り壁。このようなデコボコがある壁紙を使うと、空間が立体的になり、インテリア性も高まります。
パントリーの背面部分のみにストライプの壁紙を貼って、遊び心をプラス。ドアを閉めてしまえば見えない部分なので、少し大胆な柄の壁紙も気軽に選べそう。
子ども部屋の壁の一面だけに、ブルーのアクセントクロスを貼って明るく。子どもの成長とともに好みも変わっていくので、気軽に貼り替えられる壁紙は嬉しいものです。
アクセントになるよう、壁の一面だけにダークグレーの壁紙を貼った部屋。夜を思わせるカラーは寝室にピッタリです。全体に貼ってしまうと部屋が暗くなりそうなダークカラーも一面だけなら大丈夫です。
壁紙に注目した空間づくり
同じ部屋でも壁紙次第で、海外の写真のような部屋にすることも。憧れの空間が実現するかもしれません。ぜひ壁紙DIYに挑戦してみてはいかがでしょうか。
事例協力
SOMPOホールディングス 株式会社フレッシュハウス
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My RENO 〈グローバルベイス株式会社〉
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リノベ不動産｜Three Eight（スリーエイト）
阪急阪神不動産のリノベーション Reno-Bloom
