DIY

材料をつなぐ方法と種類|DIYのきほんを覚えよう 応用編

目次

材料を接合する際、釘やビスの他にも様々なジョイント方法があることをご存知ですか?接合する場所によっては、釘が打ちにくかったり、ビスを見せたくない場合もありますよね。
今回は、知っておくと便利なジョイント方法をご紹介します。

1.ビス

ビスDIYでは代表的なジョイント方法であるビス留め。
ビスとはねじの一種で、ボルトやナットなども含まれます。ねじ山(凸になっているところ)が切ってあるものを総じてねじと呼びます。
ビス留めビス留めは対象物に対してビスを打ち込むシンプルな方法で、ネジ山が食いつきしっかりと固定できます。

▶ビスの種類について詳しくはこちら
DIYのきほんを覚えよう ビスの種類と選び方

2.釘

釘を打つ写真:ミルクペイントとオイルのバイカラーキッズチェア-Bicolor kids chair DIY

こちらもビスと同様、DIYではよく登場するジョイント方法の一つです。
かなづちを使って打ち込んでいく方法で、ビスに比べるとネジ山がないため釘だけでは耐久度が低く、ボンドと併用して使われます。

3.隠し釘

机の天板など、目立つ部分に釘を打つ際に、釘の頭を見せることなく打ち込むことができます。頭の部分が通常より折れやすく作られており、ある程度打ち込んだあと、かなづちで叩くことで簡単に頭が取れるようになっています。

4.ビスケットジョイント

ビスケットジョイントジョイントしたい木材同士に、ビスケットジョイナーという工具でポケットと呼ばれる溝を切り、ボンドを流し木材を圧縮させたビスケットというパーツを差し込みます。
ボンドの水分でビスケットが膨張し、強固に固定することができるジョイント方法です。
ビスケットジョイント

▶ビスケットジョイントについて詳しくはこちら
おうちでDIY!カフェトレイをつくろう

5.ダボ継ぎ

ダボ継ぎビスケットジョイントと同様の仕組みで、ジョイントしたい木材同士にダボと呼ばれる短い丸棒差し込み、ボンドを流して固定する方法です。
ボンドの水分でダボが膨らみ、強固にジョイントすることができます。
ダボの穴を開けるダボ穴にボンドを入れるダボを打つダボ穴は大きすぎると耐久度が落ちてしまうため、ダボのサイズから-0.5mm目安で空けましょう。
穴を空ける際、まっすぐ空けられるようドリルガイドやダボマーカーなどの工具を使用することで正確に加工することができます。

6.さいごに

ビスケットジョイントやダボ継ぎは中〜上級者向けですが、釘やビスが見えないことで既製品のような仕上がりにすることができ、DIYのレベルアップにはぴったりな方法です。

是非作品のクオリティアップに挑戦してみてくださいね。