街はそろそろクリスマス。今年はクリスマスの小物をフェルトで手作りしてみませんか。フェルトは布と違い、切りっぱなしでも糸がほつれてくることもありません。扱いやすく生地そのものが冬らしい素材であることが特徴。今回紹介する3つの小物は、どれも簡単にできるものばかり。ぜひ参考にしてみてくださいね。
1.フェルトで作る簡単ガーランド
ガーランドといえば最近ではイベントの定番。フェルトを使えばワンランク上のおしゃれなものを作ることができます。また手作りなら長さを自由に変えることができるので、場所を選ばず飾ることができますよ。
準備するものは3つ。
・フェルト
・麻ひもや毛糸など
・グルーガンや接着剤
まずはフェルトをツリーの形にカットして飾りを作ります。つぎにフェルトで作った飾りを、麻ひもや毛糸に間隔をあけて接着していきます。
フェルトをツリーや長靴、星の形に切り抜くだけでも十分かわいいものができますが、切り抜いたものを縫い合わせて中に綿を入れたり、フェルトの表面にボタンやリボンを縫い付ければさらにオリジナリティある飾りに!
ここでひと工夫。接着するのではなく木製のちいさなクリップ(洗濯ばさみ)などでとめるのもおすすめです。よりナチュラルな仕上がりになります。
2.プレゼントを入れる靴下もフェルトで作れる
ガーランドに続いて、クリスマスといえば靴下。サンタさんがプレゼントを入れてくれる靴下はぜひ飾りたいもの。シーズンになるとたくさん売られていますが、これも簡単にフェルトで作ることができるんです。
準備するのはフェルトと飾り、接着剤だけ。基本はフェルトを靴下の形にカットして、二枚を張り合わせるように縫うだけです。
針と糸を使わずに接着剤で貼り合わせてもOK。靴下のサイズも自由です。プレゼントに合うように大きな靴下を作ってみても楽しいですよね。
最後は靴下にワンポイント。定番のリボンも素敵ですし、ハートのアクセントやファーやポンポンをつけても冬らしくなります。クリスマスツリーがある方は、ぜひ手作り靴下に紐をつけて飾ってみてはいかがでしょう。
3.ふんわりリースをフェルトで
クリスマスに欠かせないリース。これもフェルトなら簡単に作ることができます。
まずはリースの土台となる部分を緑のフェルトで作ります。
準備するものは、以下の3つ。
・緑のフェルト
・綿
・針と糸
緑のフェルトをドーナツ型に2枚カットし、綿を入れる部分を残して縫い合わせます。綿を入れてぷっくりとした形に仕上げたら、綿を入れた口を縫って完成です。
リースにリボンやチェーンを自由につけたり、松ぼっくりを飾ってもクリスマスらしくなります。赤いボタンをつけてアクセントにするのも良いですね。飾りのボタンは、縫い付けるのではなく接着剤を使うと手軽につけることができます。
クリスマスツリーや壁に吊り下げたい場合は、フェルトを縫い合わせる段階で紐を縫いこんでおくといいでしょう。
リース以外のオーナメントも、リースと同じ要領で手袋や靴下、丸型にカットして綿を入れれば完成します。小さいリースやクリスマス小物がたくさん並ぶのも、とてもかわいいですね。
フェルトの良さを生かした小物作りを
フェルトで作る小物の良さは、見た目にあたたかみがあるだけでなく、接着剤などを使って作ることができること。お子さんと一緒にフェルトを使ったクリスマスグッズを準備するのも楽しいはず。ぜひ今年はフェルトで小物を作ってみてはいかがでしょうか。