生活の中でも大切な睡眠。新生活にも慣れてきたこの頃、ぐっすり眠れていますか。忙しい日々を送る私たちの睡眠時間は、長さもタイミングも様々ですが、一日の疲れを癒すには良質な睡眠が一番です。ここでは良質な睡眠をとるためのベッドルームインテリアについて紹介します。
1.ファブリックは素材とカラーに注目
眠るときは、気持ちよく眠りに入ってスッキリと目覚めたいもの。心地よい快適なベッドルームを作るなら、まずはファブリックに注目してみてください。
毎日使うシーツやカバー類などの寝具を選ぶときには、素材と肌触りにこだわって選びましょう。コットン素材は肌触りが柔らかく、吸湿性と保温性にすぐれた素材で、季節を問わず万能です。夏に向かうこれからの季節なら、清涼感あるサラリとした肌触りのリネン素材を選ぶと寝苦しい夜も快適に過ごせそう。
カラーも大切なポイント。安眠を邪魔しないリラックスできるものを選びましょう。ベージュなどのナチュラルなカラーが、落ち着きます。色味を取り入れたいときは、青系を。青色の寝具やカーテンが目に入ると、副交感神経が優位になり安眠しやすいといわれています。
2.お部屋の照明にひと工夫
ベッドルームは寝るための場所だけでなく、一日の始まりと終わりを過ごす大切な場所でもあります。良質な睡眠を取り、寛げる空間にするには、照明選びが重要です。ベッドルームの照明環境は、「光の色合い」、「配置」の2つがポイントです。
ベッドルームに最適なのは、電球色の赤みがかった色合いの穏やかな光です。電球色はリラックス効果があり、空間をおしゃれに演出してくれます。寝る前には明るさを抑えると、落ち着いた、ゆったりとした気分になります。
また、余計な光刺激で脳の体内時計に影響が出ないように、間接照明もいいでしょう。間接照明でも、手元をしっかりと照らすようにベッドサイド設置すれば、寝る前に読書をすることも可能です。夕方以降の太陽の位置と同じように、低い位置から照らすようにすると、よりリラックスできます。
3.アロマで快眠サポート
高ぶった気持ちが落ち着かず、なかなか眠れないときは、アロマが効果的。香りが脳に働きかけることで、副交感神経が優位な状態を作り出し、入眠しやすくなります。
「ラベンダー」は、リラックスや睡眠に効果があり、入眠だけでなく、肩こりや目の疲れにも効果が期待できます。柑橘系の香りの「オレンジスイート」は、ストレスを和らげたり冷え性にも効果があります。
ベッドルームでアロマを使う場合は、ディフューザーやコンセント式のアロマライトといった火を使わない方法が安全です。専用の道具が揃っていなくても、アロマオイルをコットンやティッシュに染み込ませて、枕元に置くだけでも、十分です。オイルはシミになりやすいので、寝具につかないように気をつけて。
一日の終わりに、お気に入りの香りに包まれてベッドに入るのは至福のときです。お気に入りを見つけて、心身共にリラックスしてすごしてみて下さい。
心身安らぐアロマについては過去の記事で紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
春先の体調不良にも。心身安らぐアロマ3つ
4.良質な睡眠のために環境を整えて
短時間でも、質の良い睡眠をとりたいものです。そのためには、快眠をサポートしてくれる自分好みの快適なベッドルームを作りましょう。