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話題のハーバリウムで花のある暮らしを楽しむ

目次

ボトル型のお花インテリアとして今注目の「ハーバリウム」。インテリアショップでも、よく見かけるようになりました。季節を問わずカラフルな植物が楽しめるハーバリウムですが、実は自宅で簡単に作ることができるんです。今回は、ハーバリウムの基本の作り方や活用方法を紹介します。

1.ハーバリウムでインテリアをランクアップ!

ハーバリウムでインテリアをランクアップ!

「ハーバリウム」とは植物標本という意味で、色々な種類の植物を瓶に詰めて観賞用にしたもののことを言います。ドライフラワーやプリザーブドフラワーを使ったものが一般的で、ボトルに詰めて特殊な液で浸してあります。

人気の理由は、見た目が華やかなのに、ほとんどお世話が必要ないこと。一年ほど保存可能なので、いつも植物を枯らしてしまうとお悩みの人にぴったりですよ。

2.ハーバリウムの基本の作り方

ハーバリウムの基本の作り方

材料さえ揃えば、作るのはそれほど難しくありません。材料はネット通販でも買うことができますし、100円ショップで買えるものもあります。

<材料>

・密栓できる瓶

・プリザーブドフラワー(またはドライフラワー)

・ハーバリウム専用液(またはベビーオイル)

・エタノール

・はさみ

・ピンセット(長めだと望ましい)

<作り方>

1.瓶を食器用洗剤で洗い、よく乾燥させる。

2.瓶が完全に乾燥したら、エタノールで消毒する。

3.プリザーブドフラワーを瓶の高さに合わせてカットする。カットしたものを色のバランスを見て組み合わせる。

4.ピンセットを使い、カットしたプリザーブドフラワーを乾燥殺菌した瓶の口まで入れていく。

5.瓶にハーバリウム専用液を注ぎ、気泡が少なくなるまで待つ。(※気泡は少なければ少ないほど、ハーバリウムが長持ちします。)

6.しっかりと蓋を閉めたら完成。

瓶がしっかり乾燥していないと、カビが生える原因になってしまうので注意してください。プリザーブドフラワーは短いものから順に入れると、バランス良く仕上がります。ピンセットがない場合は竹串でも代用OK。オイルはハーバリウム専用が望ましいですが、手に入りにくい場合はベビーオイルでも。

乾燥していない生花を使うと、数日で色が溶けてオイルが濁ってしまうので注意しましょう。

3.瓶の形や素材でハーバリウムをアレンジ

瓶の形や素材でハーバリウムをアレンジ

ハーバリウムは、瓶の形、花材の選び方、素材の組み合わせ方によって色々なアレンジができるのも魅力的。

初心者の方は、丸や四角の瓶が作りやすいかもしれません。慣れてきたら電球型のボトルなどユニークな容器で作ってみても素敵です。いくつも飾りたいときは、スタッキングボトルを使って重ねてディスプレイしてみてはいかがでしょう。瓶の蓋がコルクになっているタイプは密閉性が落ち、保存期間が短くなるので注意して。

ハーバリウムに使える素材は花だけではありません。乾燥したものなら、シナモンスティックやローリエなどのスパイスやフルーツも使用できます。フルーツを使用するときは薄く切ってよく乾燥させてください。フルーツの場合は乾燥させるのに手間がかかりますが、スパイスやフルーツを組み合わせたハーバリウムは花とは違った可愛さがあります。

ハーバリウムは玄関や寝室、トイレなど、飾る場所を選びません。光の当たる窓側や照明のそばにディスプレイすれば、さらに魅力が増しますね。ディスプレイする場所に合わせて、アレンジするのも楽しそう。

4.ハーバリウムは作る過程も楽しんで

ハーバリウムは、作るのも楽しいインテリアです。ボトル選びや素材の組み合わせも無限にあり、想像がふくらみます。とてもきれいなのでプレゼントにもぴったり。楽しみながら暮らしに花を取り入れてみてください。