ライフスタイル

【こだわりの部屋づくりvol.14:後編】 お金をかけなくてもできる!好きな部屋をつくるにはDIYが欠かせない(エリカさん)

目次

前編ではエリカさんの部屋のコンセプトや収納についてご紹介しました。後編では、エリカさんの部屋づくりの過程や家具の選び方、ライフスタイルについてご紹介します。部屋づくりのポイントは、DIYと時間をかけて1つ1つのアイテムを選ぶことです。

【エリカさん】
年齢:25歳 仕事:アイリスト
関東出身のエリカさんは仕事の都合で1年半ほど大阪で暮らし、2018年10月から再び戻ってきました。仕事が忙しいので部屋で過ごせる時間は短いそうですが、インテリアにこだわる、自炊もするなど暮らしに重点を置いた生活をしています。

【住んでいる物件】
エリカさんが住んでいるのは、ワンルーム(7.5畳)の部屋です。駅から近くて、人通りが多い街はとても治安がいいそうです。駅近くにある商店街はお店の人との距離が近く、下町のようなぬくもりを感じます。

「都会の喧騒に暮らすのは抵抗がありました。今の場所は東京から離れていますが、交通の便がよくて生活用品の購入にも困らない、程よいところです。休みの日には横浜へ買い物に行くことが多いです」

1.部屋づくりの過程

予算内で部屋づくりをしていくと、経済的な理由から気に入った家具・インテリアに手を出せないこともあります。手頃なもので妥協する方法もありますが、エリカさんはDIYをすることで予算をかける部分とかけない部分についてメリハリをつけています。大工さんや建築関係の仕事をする方を家族に持つエリカさんにとって、「つくること」は幼い頃から身近にありました。

部屋づくりの過程1:いつかする一人暮らしを想像しながら、コツコツ集める

①小物類
飾られた植物

花瓶類:右からIDEE、ZARhome、IKEA、友人からのプレゼント

「男性っぽい部屋が好きで、そちらに寄ってきている」と話すエリカさんですが、部屋のあちこちに飾られた植物からは女性らしさが垣間見られます。ドライフラワーもありますが、どちらかといえば生花のほうが好きだそうです。植物が部屋にあると気持ちがいいと笑顔で話してくれました。

花瓶がバラバラなのは、一人暮らしをする前から気に入ったものを見つけると、その都度購入していたからです。実家暮らしのときから、一人暮らしを夢見て花瓶や食器を集めていました

部屋づくり過程2:収納家具は必要最低限の物で足りる

②ソファとテーブル
エリカさんの部屋には、本棚やタンスなど収納家具がほとんどありません。引越しをする際に大物家具を持っていくのが大変なことに気づいたからだそうです。唯一ある屋根型の収納棚も組み立て式で、ばらせば簡単に持ち運べます。
ソファとテーブル
ソファとテーブル以外の大物家具は、すべて前の部屋から持ってきた物です。大阪にいた頃はソファを持っていなかったというエリカさん。友達が来たときに座る場所と自分がリラックスできる場所が欲しくてソファを購入しました。

ベッドに座ってもらってもいいですが、部屋に来た人が遠慮してしまうと思います。ソファは、友人も自分も気を使わずにくつろげるスペースです。テーブルも来客用の食事スペースが必要で、購入しました

部屋づくりの過程3:DIY

・ライト
塗装したライト
もともとは白色だったライトは、実家で暮らしているときから使い続けています。当時の部屋に合うようにブルーのスプレーで塗装しました。

塗りたくないところにはマスキングテープを貼るときれいに塗れます

・壁の飾り
壁の飾り1
壁の飾り2
部屋の所々に貼ってあるのは、エリカさんの手描きイラストや友人がコラージュしてくれた物、雑誌の気に入ったページを切り抜いた物、ポストカードなどです。剥がしやすいようにすべてマスキングテープで留めています。

貼ったり剥がしたりして、楽しんでいます。壁に貼るものは、これからもいろいろと変化させていきます

インテリアにこだわるようになったきっかけと今後の部屋づくり

エリカさんは物心ついた頃からインテリアやDIYに興味を持っていたそうです。小学生の頃に初めて自分だけの部屋を与えられて以来、こうしたい、ああしたい…といった願望を抱き続けてきました。ときには、家族にその希望を伝えて、理想の家具を手づくりしてもらうこともありました。

賃貸では、DIYが制限されてしまいますが、実家は賃貸ではないので、塗ったり、貼ったり、切ったりと、何でも自由にやらせてもらえました。購入するよりつくったほうがいいという考え方は当時から持っていました

今の部屋はもっとやれることがあるかもしれないと、さまざまな方法を模索中です。部屋を広く使えている今の配置を変えることなく、花瓶や壁の飾りで変化をつけていきたいと話してくれました。

2.基本は自身の目で見てから購入…アイテム選びには時間をかけて

家具を購入するときは、実際に見てから決めるタイプで、ネットを使うことはほとんどないそうです。ネットで購入するのは、お店で見たときに持って帰れないサイズだった場合のみです。ネットと比較して、店舗で購入する3つのメリットを挙げてくれました。

・サイズがわかる
・色味がわかる
・雰囲気が伝わる

上記の要素があるので、部屋に置いたときのイメージを描くことができます。

無印良品で働いていた経験があるので、多少の商品知識もあります。迷ったときは昔の知識を使って、無印良品の物を購入することが多いかもしれません。ほかにはIKEAやACTUS、journal standard Furnitureにも行きます

同じようなデザインで価格が異なる場合は、デザイン性や機能性、持ちのよさを重視しています。値段が高くても長く使えそうと判断したなら購入します。家具選びを即決することはほとんどなく、いろんなお店に何度も訪れて最終的に納得してからでないと購入できないと言います。

洋服やアクセサリーなどにお金をかけるのも楽しいですが、心身ともに健康でいるためには暮らしに重点を置くことだと思います。もしも、部屋の中で気に入らない部分があったら、きっとくつろげないでしょう。私自身も遊びに来てくれる友人も、みんながくつろげる空間にするためには、1つ1つのアイテムをじっくり選ぶことです

3.趣味や休日の過ごし方

アイリストとして働くエリカさん。1週間のうちほとんどの時間は仕事です。自身の部屋でくつろげる時間はごくわずか。その貴重な時間で癒やしを得るために、インテリアにこだわった素敵な部屋をつくっています。休日には友人と食事に出かけることもありますが、部屋で過ごす日には、お気に入りのものに囲まれながら絵や読書を楽しんでいるそうです。

学生時代に描いた絵
学生時代に描いた絵は、卒業制作の発表会でも使われたそうです。現在、額に入れて飾っているのはそれらのほんの一部です。
現在の絵
今は思いつきでノートに描くことが多く、10~30分くらいで1枚を仕上げているそうです。

日をまたぐと描けなくなるので、短時間で集中して仕上げます。描いた絵は部屋に飾ったり、Instagramにアップしたり、お客様にプレゼントすることもあります。プレゼントすると喜んでもらえるから、私もうれしいです

実家で暮らしている頃から、本棚に入りきれないほど大量の本を持っていたというエリカさん。一人暮らしの今でも部屋には本がたくさん積んであります。雑誌、エッセイ、小説、何でも読むそうですが、なかでも食に関するエッセイは何度も読み返すほど気に入っています。
おすすめの本
エリカさんおすすめの2冊。沢村貞子さんの『老いの楽しみ』を読んで、年齢を重ねることの魅力を知ったそうです。表紙の女性は、エリカさんが趣味で描いたイラストです。寺田寅彦さんの『柿の種』は、日常の気づきがとても勉強になると話してくれました。

食器集め

大切な食器
食器好きのエリカさんは時間があるとき、陶器市へ足を運びます。ブランドよりも感覚で気に入ったものを選んでいるので、街の雑貨屋さんや出かけた先でお気に入りを見つけることもあります。エリカさんと運命的な出合いを果たした、大切な食器の一部を見せていただきました。

アイリストという仕事の魅力を聞いたところ、まつげケアは女性の生活を潤すツールとしてとてもいいということを、仕事をしながら実感していると話してくれました。

まつげにも個性があり、規定のデザインや本数にとらわれず、お客様一人一人のなりたいイメージに寄り添ったデザインを提案しています。様々な年齢やご職業の方とお話出来るのも魅力です

4.これから部屋づくりを始めたい方へ

1番必要で1番大きい家具から部屋づくりを始めるのがいいと、アドバイスいただきました。エリカさんの場合は、必須アイテムのベッドから今の部屋づくりが始まっています。

例えばベッドを置いてからソファを置くスペースがないなら、無理にソファを置く必要はないと思います。活動できるスペースが限られると快適な生活はできません。私もベッドを今の場所に置いてみてから、ほかの家具を購入するかどうかを考えました

※エリカさんのインスタグラム

写真と一緒に添える文章もしっかり書くようにしています。写真だけでは伝わらない思いを共有するのが喜びだそうです。文章を読んでもらった方からの「いいね」が次への励みになると、話してくれました。お気に入りの1枚は3月26日のものです。調理途中の写真が好きなエリカさん。たくさんの「いいね」をもらい、みなさんの共感を得られたと笑顔でした。
お気に入りの1枚
エリカさんのInstagramを見る

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