毎日使っているのに案外おざなりになってしまうのがトイレです。
毎日使うトイレだからこそ、清潔でそして居心地の良い空間づくりを心がけたいです。
ただ、いつも掃除をしていても、見た目の印象を意識して空間デザインを考える人は少ないです。
特に一人暮らしだと手を抜きがちですよね。
トイレなどの小さな空間でも、ちょっとしたインテリアを配置するだけで、印象は全く変わってきます。
今回は、一人暮らしの部屋のトイレの空間づくりのポイントと、オシャレな空間づくりのためのグッズをご紹介します。
1.トイレの飾り方。ポイントとコツを紹介
トイレを落ち着けるオシャレな空間にするためのポイントをまずはご紹介します。
テーマを決める
トイレの空間づくりにだけに言えることではないですが、オシャレな空間をデザインするときに大切なのが「テーマの統一」です。
カフェ風や北欧風など、普段から好きな自分のテイストに統一してもいいですし、トイレという閉じられた空間だからこそ、思い切ってリビングスペースではできないほどド派手にしたりポップにしたり、遊んでみてもいいかもしれません。
お金をあまりかけたくない場合は、色を統一することだけを考えてもいいです。
その場合、1色だけで構成すると、閉塞感や窮屈さを感じてしまいますので、2色くらいをイメージして合わせていくとうまくいきます。
ちょっとしたことですが、テーマや色を統一させるというのは重要なポイントです。
観葉植物で爽やかさと清潔さを演出
たった一つの観葉植物があるだけで、不思議とトイレに爽やかさが生まれます。
トイレなどの狭い空間であれば、なおさら植物の存在は目立ちますので、印象を変えてくれるツールとなります。
特に清潔さを感じさせる空間づくりのワンポイントとして、観葉植物を置くのはおすすめです。
一人暮らしの狭いトイレでも、手のひらにのるようなサイズの植物も多いので、手軽に空間づくりを演出できます。
小窓があるトイレでしたら、光をうまく取り込んで緑を綺麗に見せることもできます。
トイレの壁を演出する
壁紙を変えるとトイレの印象が変わるだけでなく、テーマを統一しやすくなります。
狭く閉じられた空間でもあるトイレはDIYの挑戦もしやすい場所。 賃貸でも使える原状回復可能な「貼ってはがせる壁紙」などで挑戦してみましょう。
貼ってはがせる壁紙はいろいろな種類がたくさん出ているため、カフェ風、淡い色合い、ビビッドなカラーと雰囲気や趣味に応じたデザインが可能になります。
大抵のトイレの壁は、白で統一されているので、壁紙は印象を変えるには打ってつけのツールです。
また壁掛けのアート作品やポスター、ウォールシールなどを使って、ポイントで壁のデザインを作っていくこともできます。
消耗品をそのまま置かない
トイレットペーパーやタオル、掃除用具などをトイレの棚にそのまま収納している人も多いと思いますが、収納をちょっと変えるだけで印象が良くなります。
シェルフやボックスなどに入れたり、並べ方を変えたりするだけでもオシャレな印象を与えます。 例えばカフェ風のトイレのデザインを作りたいという場合は、木箱や網かごなどに消耗品をまとめて入れておくだけでグッと良くなります。
トイレの空間づくりで避けたいのは、消耗品などをそのまま置いてしまうことです。
せっかく壁紙や観葉植物を意識していても、消耗品が丸裸だとドッと生活感が出てしまいます。 入れ物を一工夫するだけでトイレは変わります。
壁掛け収納をうまく使う
収納スペースがない場合や、インテリアを置けないような構造になっている場合は、壁に接着できるタイプのシェルフや壁掛け収納を使うのがおすすめです。
耐荷重にもよりますが、狭いトイレでも、小さな観葉植物やインテリアを置けるようになります。
置く場所を確保できたら、統一感のある小物インテリアを並べるとオシャレな感じになりますので、収納や置き場がない場合は吊り下げや壁掛け収納を試してみてください。
2.実際のトイレを飾ろう!トイレインテリアの実例紹介
トイレに観葉植物
観葉植物といっても、どんなものを置けばいいのかわからない方もたくさんいるのではないでしょうか。
観葉植物を置くのはハードルが高いと言われることもありますが、いまは管理がしやすく置いておくだけで雰囲気が良くなる植物もたくさんあります。
可愛い特徴の観葉植物といえば、多肉植物やサボテンなどが挙げられます。
サボテンは、枯れにくく小さくて可愛いものも多いので、飾りやすい植物の一つだと思います。
また、緑色は、安心感や安定、調和を表す色です。木や森などの自然の色でもあるので、気持ちを穏やかにし心をリラックスさせてくれます。
ちなみに、多肉植物には赤色や黄色などポップなものもあるそうで、可愛らしさを演出するのにもおすすめです。
それらを探してみるのも楽しいかもしれません。
出典: Re : CENO
左からパキフィツム、オーロラ、ハオルチアという多肉植物です。
光触媒仕様の人工観葉植物には、消臭・抗菌・汚染・ホルムアルデヒド分解の効果があります。
一人暮らしの方で、植物への水やりが正直面倒だと思う方もいますよね。 こちらは、水やりが必要ないので、植物が枯れてしまう心配もありません。
環境にも優しく、簡単にさわやかな空間をつくり出せるお部屋のインテリアグリーンです。
小物を可愛く、オシャレに収納する。
例えば、カフェの中にあるオシャレなトイレ。とイメージしたときに、トイレの掃除用具やトイレットペーパーがむきだしで置かれていると印象が悪くなりますよね。
そんなときに、木製のボックスで消耗品を収納しておくだけでも印象が変わります。
温かい木の雰囲気が見た目にもよく、ナチュラルなイメージを持たせることができます。
手軽にトイレのイメージチェンジを図りたいなら、こういった木の質感などを利用した小物など、統一されたテーマでインテリアや収納を考えるとうまくいきやすいです。
スタッキングボックスは単体でもオシャレなので、この中に観葉植物を配置したり、トイレットペーパーや普段あまり見せたくないものを置いたりするといいでしょう。
収納スペースの確保と同時に見せるインテリアという2つの要素を同時に叶えてくれますので、こういった収納グッズを使うのは有効な手段です。
壁紙をうまく使って印象を変える
賃貸の狭いトイレでも、壁紙を使って全体的なイメージを変えると、全く違う印象をつくることができます。
こういった文字やイラストが入った壁紙を使うと、普通のトイレが一変してカフェスタイルに変わります。
先ほどご紹介した木製のボックスとの組み合わせも相性が良いです。シックで清潔感のあるイメージにしたいなら、灰色の壁になる壁紙を使うのがおすすめ。
こういった大理石のような雰囲気を出すこともできます。落ち着いた壁紙使うと居心地の良い空間づくりもできます。
壁紙が難しい人はウォールシールを使う
壁紙を張り替えるのは一苦労ですし、賃貸だと了解が得られない場合も多いですよね。そんな場合にはウォールシールを使うのがおすすめです。
こんな感じで、白い壁に映えるので、手軽にトイレをオシャレに飾りつけることができます。 植物のウォールシールにするとまた違った印象になります。
風にそよぐ植物の感じがすっきりとした印象を与えます。
トイレの壁は基本的に無地で落ち着いた色で作られていることが多いので、ウォールシールを使うことで、ポイントでも壁全体でもオシャレな空間を演出できます。 動物のイラストのウォールシールも人気が高いようです。
たくさんの種類のウォールシールが出ていますので、好みのデザイン・イラストを使って、自分だけのトイレをデザインしてみましょう。
3.まとめ トイレだからこそ空間づくりを大切に
トイレは落ち着いた空間がつくられていると安心しますよね。来客があった際に、トイレの雰囲気が落ち着かないと使ってもらうのも気が引けます。
トイレは普段使いますが、オープンにされているわけではないので、手を抜きがちです。だけど、毎日使うからこそ空間づくりを大切に考えたいですよね。
一人暮らしの狭いトイレでも、インテリアを一つ置く、収納を考える、デザインを変えるなど、何か一つを変えるだけで、印象がガラッと変わります。
トイレにインテリア置いてみること、デザインを作ることをぜひ一度考えてみてください。
登場したアイテム