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春のガーデニングでナチュラルライフを楽しんで

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ぽかぽか陽気を感じると気持ちも明るくなります。そんな季節は、ガーデニングを始めるのにぴったり。草花で彩られた庭先や玄関からは、丁寧な暮らしぶりを感じることができます。今回は、初心者でも始めやすい春のガーデニングに向いている花と育て方のコツを紹介します。

1.初めて花を選ぶなら「ポーチュラカ

初めて花を選ぶなら「ポーチュラカ」

「ポーチュラカ(ハナスベリヒユ)」は初心者でも育てやすい花と言われています。

開花の時期は5月から10月。オレンジ、白、赤、ピンク、紫と色のバリエーションが楽しめます。

このポーチュラカは日当たりが良く水はけのよい土壌に植えれば、水や肥料は少なめでも大丈夫。世話をする手間が少ないので、ガーデニング初心者に向いています。うっかり水やりを忘れることがあってもすぐに枯れてしまうことはありません。むしろ水や肥料のやりすぎは病気のもとになってしまうこともあるため、注意が必要です。

またポーチュラカには害虫が付きにくいというメリットも。虫が苦手でガーデニングをためらっている人は、まず始めにポーチュラカを育ててみると良いかもしれません。

ベランダなどの狭い場所ならハンギングで、庭先なら地面に広げてグランドカバーにして楽しむのもいいですね。ポーチュラカは夏の暑さにも強いので、ベランダでグリーンカーテンと一緒に育ててみるのもおすすめです。

2.ハート形の花びらが可愛い「ベゴニア」

ハート形の花びらが可愛い「ベゴニア」

「ベゴニア」は、小さな花をたくさんつける可愛い花。品種によっては春から秋まで長く咲き、手入れが難しくない割には花付きが良いので長い期間楽しめます。

開花時期は3月から5月、または9月から10月。ベゴニアの花もカラフルなので、庭先やベランダのイメージに合わせて楽しめます。

ベゴニアは、暑さや湿度に強く育てやすい花と言われています。寒さが苦手なので日当たりの良い場所を選んで植えることが大事です。土の表面が乾いたらたっぷりと水をやりを。水が溜まって傷まないように、茎や葉には水をかけないように注意しましょう。

ベゴニアには一重咲きと八重咲きの二種類がありますが、一重咲きの方が丈夫。初めて育てるなら、一重咲きからチャレンジするのが良さそうです。

苗を選ぶときは見た目は小さくても茎が太く、下まで葉がたっぷりとついているのものを選びましょう。花びらの形がハート形にも見えるのでプレゼントにしても喜ばれます。

3.「ゼラニウム」は香りを楽しんで

「ゼラニウム」は香りを楽しんで

「ゼラニウム」はエッセンシャルオイルにも良く使われおり、女性のホルモンバランスを整える効果があるとも言われています。花の香りを楽しみたいなら、ゼラニウムを選んでみてはいかがでしょう。

このゼラニウムは、温度が適していれば一年中咲き続けます。乾燥に強く、手間もかからず、一度は育ててみたくなる花ともいえそうです。

育て方のポイントは、日当たりが良く風通しの良い場所を選ぶこと。ゼラニウムは水分の少ない土壌を好むので、水やりは控えめに。水のやりすぎは根腐れをおこしてしまうので注意してください。苗は一年中出回っていますが、葉が変色していない元気よくまとまったものを選びましょう。

ゼラニウムの香りには虫が嫌う成分が含まれているそうです。庭に植えておくと虫除けの効果があるでしょう。

4.春はガーデニングに挑戦しやすい季節

春の植物には、初心者でも育てられそうなものがたくさんあります。一年の中でたくさんの花が咲くこの季節に、ガーデニングを始めてみてはいかがでしょうか。