夏本番、暑くてなんとなく気分がさえない。そんなときは、フルーツなどで体にビタミンを補給するように、インテリアにもビタミンカラーを取り入れてみてください。色は気持ちにも影響を与えると言われています。色鮮やかなビタミンカラーは、人に元気を与えるだけでなく、さまざまな効果があるようです。ここでは、ビタミンカラーのインテリアについて紹介します。
1.色とりどりなビタミンカラーの効果
ビタミンカラーとは、その名の通りビタミンを豊富に含むレモンやオレンジ、ライムなどの柑橘類をイメージさせる色のことです。発色の良い黄色やオレンジ色、黄緑、緑色のことを指します。ビビッドな色のビタミンカラーは、見た目にも元気なパワーが溢れています。また、リラックス効果など、色によってさまざまなパワーがあります。その効果をインテリアに上手に取り入れてみましょう。
ビタミンたっぷりなレモンの色である「イエロー」は、気持ちを明るく元気にしたり、活力や幸福感をもたらす色。日が差さない部屋や、暗くなりがちな水回りのインテリアに取り入れるのもおすすめです。
温かみを連想させる「オレンジ」は、ポジティブなイメージ。開放的で親和的な気持ちになる効果があるので、リビングのインテリアに取り入れたい色です。
自然や植物をイメージさせる「グリーン」は、イライラやストレスを緩和し、リラックスできるやすらぎの色。ゆったり過ごしたいベッドルームのインテリアに向いています。
エネルギッシュな「レッド」は元気が出る色ですが、インテリアに取り入れる時には少し注意が必要です。インテリアにレッドを多用すると、刺激が強く、かえって疲れてしまうことも。小物で取り入れるなどの工夫をするといいでしょう。
2.ビタミンカラーで夏らしいインテリア
パッと鮮やかなビタミンカラーは夏の気分にぴったり。ビタミンカラーをうまく取り入れることで、インテリアもより夏らしくすることができます。
色味が寂しくなりがちなキッチン。水回りなど、どこか一部を、ビタミンカラーのタイルやウォールペーパーでDIYしてみてはいかがでしょう。毎日使うキッチンに、明るい色を取り入れれば、活力が生まれます。例えばイエローを使えば、食欲増進効果もあるので、キッチンにぴったりです。
リビングにビタミンカラーを取り入れるなら、圧迫感を感じたり刺激が強くなりすぎないように、様子をみながら色の面積を増やしてみて。最初はクッションカバーなどの小さいものに、アクセントカラーとして取り入れてみるのがおすすめです。
ベッドルームは自分だけの空間なので、少し冒険できるスペース。取り入れるカラーも1色ではなく、2色組み合わせるなどしてみてはどうでしょう。例えば、ベッドルームの壁をウォールペーパーで夏らしいライトブルーとライトイエローにDIY。寝具をモノトーンにするなど、壁以外をダークトーンにすると、ビタミンカラーを使いながらも、大人っぽく爽やかな空間になります。ベッドルームにビタミンカラーを取り入れるときは、照明にひと工夫を。暖色系の間接照明を使うと、ビタミンカラーが穏やかな印象になるので睡眠の邪魔になりません。
3.ビタミンカラーの花や雑貨を
インテリアにビタミンカラーを取り入れることは、気分転換やリフレッシュになりますが、その為にインテリアを購入するのも大変。手軽に取り入れたいときは花や雑貨で取り入れてみてください。
ビタミンカラーの夏の花といえば、ガーベラやヒマワリです。オレンジやイエローのガーベラを、クリアな花瓶に生けて置くだけでもパッと空間が明るくなります。ヒマワリは花のサイズが10cm程度の小さいものから、大きなものまで種類が豊富なところも嬉しいポイント。飾り方も様々なバリエーションで楽しめそうです。夏の花は長持ちしにくいものが多いので、プリザーブドフラワーやハーバリウムで取り入れるのも良いかもしれません。
雑貨でビタミンカラーを取り入れるのも手軽です。キッチンなら、マグカップやお皿、ランチョンマットに。元気が出る明るいキッチンになりそう。
リビングならランプシェード、時計などに好みのビタミンカラーを取り入れてみて。小さな雑貨でも、インテリアにひとつ取り入れるだけで空間のアクセントになります。
4.ビタミンカラーの嬉しい効果をインテリアに
毎日過ごす部屋にビタミンカラーを取り入れることで、インテリアを楽しむだけでなく、嬉しい効果も実感できそう。夏にインテリアチェンジするなら、是非ビタミンカラーに注目してみてください。
