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引越し準備、何から始める?まず初めに取り組みたい荷造りのコツ

目次

荷造りの際、捨てるか決めきれずとりあえず新居に持っていったけど、やっぱり処分したらよかった…なんて経験、ありませんか?引越しは、所有しているものを見直すいい機会です。
新居に持っていくもの、処分するものの軸を決めて荷物をスッキリさせられれば、新生活を心地よくスタートさせることができるはず。

そこで今回は、引越し準備でも特に時間がかかる荷造りをスムーズに進めるコツをご紹介します。

引越し準備の中でも特に時間がかかるのが荷造り。仕事や家事を続けながら、計画的に荷造りを完了させるのは非常に大変です。
いつから、どんな手順で進めるか事前にしっかりを計画を立てて、引越し当日を余裕をもって過ごしましょう。

1.引っ越す日が決まったら直ぐに決めたい荷造りのスケジュール

黒いカレンダー
引っ越す日が決まっても、当日までの生活があるためいつ、どこから準備を始めたらいいか悩む方もいるのではないでしょうか。

一般的に引越しの準備は2週間~4週間前くらい。さらに、荷造りに必要な日数は平均して約6日というデータもあります。住んでいる人数によっても、荷物の量は変わってくるので、平均日数を参考にスケジュールを調整してみてください。

荷造りのスケジュールを立てるコツは場所の区分け。キッチン、リビング、ベッドルームと場所ごとに区切るとスケジュールを立てやすいでしょう。ワンルームであれば、キッチン用品、クローゼット、本棚と、多くのものを収納しているスペースごとに分けると取り組みやすくなります。

2.荷造りで持ち物を見直し、新居に持ち込むものを整理しよう

所有しているものをすべて把握する

所有しているものをすべて把握する
自分がどれくらいものを持っているか正確に把握していますか?貰いものや思い出の品など、普段手に取ることが少ないものは荷造りの際に整理してしまいましょう。

荷造りは引越し当日までの時間との勝負。一度すべてのものを出して、所有しているものの量を確認しましょう。一見面倒に感じるこの作業、取り掛かってみると荷造りに必要な時間が体感で分かるのでおすすめです。荷物を一度取り出すことで、整理しないと散らかった状態のままになるため荷造りせざるをえないものポイントです。

仕分ける基準を決めて持ち物を整理する

引越し荷物の整理
新居に持っていくものが少なくなれば荷造りにかかる時間も短縮され、引越し費用も節約できます。着なくなった洋服、読まなくなった本、不調が続く家電など、何となく捨てられず手元に置いているものはありませんか?引越しを機に整理して、持ち物を少なくしましょう。
書籍の整理
しかし、なかにはものを捨てるのが苦手という方も…。そこで、「捨てるもの」「残すもの」を仕分ける際に意識したい3つのポイントを紹介します。

①1年間ほとんど使わなかったものは処分する
1年を通して使わなかったものは、恐らく今後も使うこともないでしょう。心を鬼にし「もったいない」という気持ちはぐっと堪えて、思い切って処分しましょう。

②古くなってボロボロなものは捨てる
どんなものも使えば使うほど消耗していきます。不調が続いたり、見た目が悪くなったり、機能が低下してきたものは「寿命」だと思い捨ててしまいましょう。

③大型の家具・家電を見直す
移動させるのが大変な大型の家具や家電は引越しを機に見直してみるのもおすすめです。洗濯機や冷蔵庫は、引越しを機に、古くなって性能が落ちたものを新しく新調してみるのもいいでしょう。

現在は、フリマアプリなどで気軽に出品できるようになっています。処分を決めたもので、使用頻度が少なく保存状態がいいものは売ってしまうのも手。引越し資金の足しになるかもしれません。出品物専用のダンボールを作っておくと、引越し当日まで売れなかったものも管理・処分しやすくなります。

3.新居に持っていくものが決まったら荷造り開始

荷物を仕分ける
新居に持っていくものが決まったら荷造り開始です。引越し後の荷ほどきのことも考えて、できるだけ同じ用途や種類でまとめるようにしましょう。ダンボールの側面に部屋の場所・種類・用途(例:寝室・ベッドシーツ類・冬用)を書くと運搬の際に指示がしやすいです。
また、引越し後すぐに使うものには、目印をつけておくと荷ほどきがスムーズでおすすめです。

荷造りは何をいつどうするかが大切なポイント。引越し当日までの生活を考えて、オフシーズンのものや毎日使わないものから片づけていくと後で困ることが少なくなります。

娯楽品や勉強道具

書籍を荷造りする
本、楽器、ゲーム機といった娯楽品や勉強道具は必ずしも毎日必要とは限りません。引越し前は特に、休みの日も荷造りや掃除、各種手続きに時間を取られてしまいます。ついつい、荷造りしながら読書やゲームをしてしまう…なんて方は、早めに詰めてしまいましょう!

クローゼットの整理
季節ごとで用意している服は、量も多いため早めに片づけておきたいもの。シーズンオフのものから徐々に箱詰めをしていきましょう。引越し当日の1週間前くらいから、最低限着まわせる服でコーディネートを決めてしまうとスムーズに荷造りを進められます。合わせて装飾品や小物も一緒に片づけていきましょう。

服を荷造りする際は、シーズンオフ、仕事着、部屋着、オシャレ着と用途に分けてまとめると、引越し後の生活が少し楽に始められます。

食器やキッチン用品

食器の荷造り
引越し当日までに冷蔵庫の中身も空にする必要があるため、1週間くらい前には自炊を控え、お惣菜等を利用して食事を済ませてしまうのもいいでしょう。また、自炊を控えることで使用する調理器具や食器類も限られてきます。食事を工夫すれば、キッチン用品の荷造りもスムーズに進められるはず。

調味料や携帯食品も賞味期限が近いものや残りが少ないものは早めに消化して、荷物を減らしておくことをおすすめします。

4.引越し準備は計画的に!持ち物を見直して新居生活をスッキリした部屋で迎えよう

仕事も忙しくなる年度末は、引越し準備に使える時間も限られてしまいます。引越し当日まで荷造りや部屋の掃除に追われないよう事前にしっかり計画を立てておけば、トラブルも少なく済むはずです。

また、新居の生活を気持ちよく迎えるために、持ち物をスッキリさせて新たな部屋づくりを楽しんでみてください。