白い壁の中に溶け込むかのようになじむ棚。思い出の写真や土産品、リラックスタイムに眺める本などお気に入りのアイテムを引き立てる控えめな棚は、Nさんが、この家に引越してきた時に手作りしたものです。
2×4材を、天井と床につっぱらせるようにして柱を立て、2本の柱の間に板を渡して作ったそうです。
NさんのDIYで活躍しているのは、2×4材と組み合わせて手軽に柱が立てられる『ピラーブラケット』というアイテムです。
ピラーブラケットとは
見渡せば、キッチンにあるカウンターも『ピラーブラケット』が支えています。2×4材に打ち付けた有孔ボードがキッチンの小物を隠してくれるため、生活感が出すぎず見た目もすっきり。
カウンターが完成したのは、作業台を作ってから1年後だったそうです。
サラダを混ぜる時などちょっとした作業をするのに重宝する作業台は、友人を招いてのホームパーティーの時には、料理が並んでバーカウンターのように。
ひと続きだったキッチンとダイニングの空間を区切るパーテーションの役割も果たしてくれています。
カウンターの上下にも収納が
有孔ボードを上手く使って、カウンター上部には“見せる”と“隠す”収納が作られています。使い勝手の良い2段の棚が上部収納です。
また、カウンター下は、食器や調味料が収納できる棚として活用。掃除がしやすいように、キャスターをつけて可動式にしたのもポイント!
奥まった狭いスペースも壁面棚で有効活用
キッチン奥の狭い空間は、壁面棚を設置することで作業スペースを確保しています。棚柱と棚受けを使えば、高さの調整も自在にできる設計。
パソコン机のサイズにもこだわりあり
パソコンを置く仕事机は、キッチンのカウンターと同じサイズで設計。
NさんにとってDIYとは?
賃貸だからこそ感じられる、DIYの醍醐味、楽しんでみませんか?
■概要
お名前:Nさん
家族形態:夫婦
間取り:2DK
住まい形態:賃貸マンション
DIYした場所:キッチン、リビング、ダイニングルーム
DIY:8年
※取材時点2016年2月の情報です。
コンテンツ提供:『暮らし上手』編集部 http://www.kurashijouzu.jp/