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観葉植物を部屋のインテリアに!おすすめの植物とシチュエーション別のポイント

目次

植物と一緒に暮らしてみませんか?一人暮らしの部屋にグリーンがあると、空間にちょっとした潤いを与えてくれます。
ですが「観葉植物をインテリアに使いたい。」と考えても、観葉植物は種類が多いので、組み合わせも難しいです。

どれを買って、どう置けば良いのかわからない!

観葉植物と気持ちよく過ごすために、観葉植物と鉢の種類、シチュエーション別におすすめの観葉植物を知っておくと良いです。
この記事では、一人暮らしのお部屋でも育てやすい植物や部屋に配置する時のポイントをご紹介します。

1.インテリアに向く観葉植物の種類

まずは家のインテリアとしてよく使われる観葉植物の種類を見ていきましょう。

ヤシ系

熱帯系の植物なので元気な印象

熱帯系の環境や海辺で育ち、南国をイメージしやすいヤシ。ヤシ系の観葉植物は多く、葉っぱが鋭く細いのが特徴です。

外で育っているヤシは大きなものが多いですが、小さな鉢植えでも育てられる「テーブルヤシ」や人間の身長くらいの大きさに育つ「シェロチク」などたくさんの種類があります。

鉢植えで育てることでインテリアとして適した大きさの観葉植物となります。世話も比較的簡単なので、初心者向けの観葉植物になります。

ドラセナ系

細い葉が主張しすぎずオシャレです

ヤシの葉のように細く伸びた葉っぱと繊細な見た目で好んで飾る人も多いのが「ドラセナ」です。白の斑が入った「コンシンネ」などが有名です。

「ドラセナ」は太陽の光を好んで光を吸収し、葉の色合いが変わるのが特徴です。品種改良されて赤みを帯びた色合いのものもあります。「レモンライム」は色味も綺麗で、場所を選ばないので人気があります。

テーブルの上にも置けるようなサイズから、背が高く部屋の隅に置いて鑑賞するものまで色々な種類があります。全体的に明るい印象のものが多く、どこに置いても存在感があるので、部屋の中を華やかにしたいときにも使いやすい観葉植物です。

サトイモ系

大きい葉が存在感を出します

野菜のサトイモと同じ科に属している観葉植物があります。サトイモが観葉植物?と思うかもしれませんが、見た目にも綺麗で観賞用としておすすめできます。

有名なところでは「モンステラ」。大きな手のように葉が広いのが特徴で、観葉植物としても定番の種類です。鉢植えで育てても大きなサイズになるので、見た目にもインパクトがあるのが特徴です。

葉には斑が入ったものもあってデザインが一つ一つ違うので、種類によって雰囲気が変わり楽しめます。「ヒメモンステラ」といって小さい種類のものもあります。

ゴム系

葉が厚く光の反射が美しい

ゴムの木はフィカスとも呼ばれ、観葉植物の種類としては定番のものになり、園芸店などに行くと必ずある観葉植物です。

「ウンベラータ」「ベンジャミン」「ガジュマル」などが有名です。

ゴムの木は種類によって形や葉の形状に違いがあり全く違う印象を受けます。全体的に葉に厚みがあるのが特徴で、色合いによって陽の光を反射して綺麗に見えます。気根も特徴的な形のものが多く、その見た目の特徴が好きという方も多いです。

熱帯のアフリカの方で育つ植物であり、暑さに強く寒さに弱い特徴を持っています。初心者にも育てやすいとされているものは「インドゴム」や「バーガンディ」などです。

サボテン系

花が咲く姿も愛らしいサボテン

砂漠で自生する植物として有名な「サボテン」ですが、実は観葉植物としても人気があり、種類もたくさんあります。

サイズバリエーションが多くあるのが特徴で、コーヒーカップくらいの大きさの鉢でも育てられるものや、人の身長程の高さまで伸びる大きなものまであります。砂漠で育つ植物なので、乾燥に強く、水やりなどの手入れも簡単なので、外出が好きな方にもおすすめです。

「ウチワサボテン」「金晃丸」「月影丸」などは卓上でもインテリアとして使える有名なサボテンです。花が咲くタイプもあるため、色々な楽しみ方ができるのも特徴の一つです。

マメ系

特長的な葉の形で可愛らしいマメ系植物

マメ科の観葉植物は葉っぱに特徴的なものが多く「ソフォラ・ミクロフィラ」などは、指の先ほどの小さな葉っぱが点々と付いていて可愛い印象を与えます。

ニュージーランド原産の観葉植物であり、鉢植えでも育てることができます。日光を好むので、日当たりの良い場所において育てるがポイントです。鉢植えでも育てられて、印象的な形をしているので、小さくても存在感のある観葉植物です。

2.観葉植物の鉢の選び方

観葉植物と鉢は切っても切れないものです。観葉植物がいくら美しくても、鉢と合っていなければ、見た目がよくありません。

ここでは鉢植えの選び方と適した植物をご紹介します。

テラコッタ

植木鉢の代表格といえる茶色の鉢

テラコッタというと聞き馴染みがないかもしれませんが、オレンジ色の素焼きの鉢をイメージしてもらえるとわかるかと思います。

吸水性や通気性に優れているのが特徴です。重量感があるので、使いづらいという印象もありますが、その色が可愛らしく人気も高いです。テラコッタは屋外置きで使われることが多い種類の鉢ですが、サイズには大小あり、家の中でも飾りやすい鉢となっています。

「ポトス」のような定番の観葉植物と相性が良いので、組み合わせて使いましょう。

ファイバーグラス・FRP

軽くて丈夫なうえに色も豊富な鉢

化学繊維を利用した鉢であり、プラスチックの一種ですが、耐久性が高く割れにくいのが特徴です。

こちらは形状やカラーリングもたくさんの種類が作られているので、様々な種類の観葉植物との組み合わせが自由な素材となっています。観葉植物だけでなく、鉢も合わせて見せるということもできます。

パキラやヤシ科の観葉植物、色味が強いものまでたくさんの種類に対応できる鉢です。

陶器、磁器

ペイントされていたり個性豊かな陶器や磁器

粘土を焼いて作るため、テラコッタと同じように見えるものがありますが、陶器や磁器の場合はうわぐすりなどを塗って、表面にコーティングがされているのが特徴です。

カラーリングや形がおしゃれなものが多く、ポップで可愛らしい印象のものもあります。そのため、様々なタイプの観葉植物に合わせられる汎用性の高い鉢です。部屋のインテリアにも合わせやすいので、自分の理想の部屋へと近づけます。

「セネキオ」や「オロスタキス」などの可愛らしい多肉植物を飾ると合いやすいです。

また「ガジュマル」や「フィカス」などの気根や葉っぱに特徴のある観葉植物にも合わせられます。

木材

木枠と植物は元が同じなのでマッチします

木製プランターは、その素材の風合いと鉢やプランターの形によって、とてもおしゃれに見えるのが特徴です。

自然に溶け込みやすいので、外に置いてもいいですし、ベランダや家の中でも調和が取りやすいので人気があります。コーヒー豆の樽を模したものをはじめ、様々な形のものが販売されています。

木材という色味の柔らかさから、「サボテン」や「ストレリチア」「カゲツ」「アナナス」などの花の咲く可愛い観葉植物などがおすすめです。

鉢単体でもおしゃれに演出できるのは木材の鉢の特徴です。

透明ガラス

土の色にもこだわれるガラス鉢

ガラス鉢は「透明」な見た目で観葉植物だけでなく、土や根の部分まで透けて楽しめるのが特徴です。自然光が差し込む所にディスプレイすることで、綺麗にそしてオシャレさを演出できます。

「ウチワサボテン」や「ベビーティアーズ」などの可愛らしい植物がおすすめです。

また、水耕栽培をする時に根の部分まで全てを観賞用としてデザインできるのが良いところですね。光が差し込むと水を透過し、綺麗に見えます。

土の色にグラデーションを持たせて、観葉植物以外の部分も意識して作り込むのは少し上級者向けでもありますが、華やかさもでますのでぜひ挑戦してみてください。

透明な容器はどこからでも見ることができるメリットも

3.実例とポイント

部屋のシチュエーションごとに使える観葉植物のディスプレイパターンとポイントをご紹介します。

自然光を入れた温かみのある演出

観葉植物には光に強いものと弱いものがあります。リビングなどの窓際で自然光に当てられた観葉植物というのは綺麗ですよね。窓際のおしゃれを演出するなら、小型の観葉植物がおすすめです。

出典:Re:CENO

シュフレラポットは丸みのある葉が特徴で、あまり大きくはないですが印象に残りやすい形です。テーブルの上でも邪魔にならないサイズ感となっています。

最近は写真のような光触媒の人工の観葉植物も人気があり、本物のような質感のものが多いです。
大きいサイズも可愛らしい

出典:Re:CENO

少し大きめのサイズが良かったら「モンステラ」や「パキラ」の大きいサイズを飾るのがおすすめです。
植物の形もインテリアには重要

出典:Re:CENO

緑色は心を落ち着かせる効果も

出典:Re:CENO

日当たりのよくない部屋でも楽しめる観葉植物

日当たりのよくない部屋だけど、観葉植物をインテリアとしてオシャレに演出したい場合は、耐陰性のある植物を選ぶことがポイントになります。

「オキシカルジューム(ヒメカズラ)」や「アジアンタム」などは室内灯の光でも育ちやすい観葉植物であるため、日当たりがよくない場所でも活かせる観葉植物です。水やりなどの管理は必要ですが、日差しなどの調整なども気にしなくて済むので、育てる労力も少なく済みます。

小さなカップ、ジョウロやブリキで可愛らしさを演出

お気に入りのマグカップを使ってもかわいい
一人暮らしの小さな部屋だと大きな観葉植物をおけない場合も多いです。そんな時には小さくても印象が強く、可愛らしいインテリアとして使えるのがカップ型の鉢で観葉植物を育ててみましょう。

小さなカップ型の場合は、多肉植物などの葉に厚みがあるものを選ぶとより可愛らしく演出することができます。「エケベリア」「アドロミスクス」「コチレドン」など多肉植物にも色々とありますが、これらの種類だと比較的ホームセンターなどでも手に入りやすい種類になります。

また、ジョウロやブリキの鉢を使っても可愛らしい演出ができます。

植物の大きさも考えて選ぶのも大切です

ブリキ型の鉢の場合は、花がつく種類の観葉植物を使うとより可愛らしさを演出できます。

さりげなく置ける観葉植物

小さくても飾ってないのとは大違いです

派手に観葉植物を目立たせたくない場合には、足元で少し印象的に佇んでくれる観葉植物を使いましょう。

場所でいえば、玄関、トイレ、洗面所台の下など、ちょっとしたスペースを使います。水場などにおすすめできるのは、ツル性の観葉植物です。特に「ポトス」などは耐陰性もあるので直射日光がなくても育ちやすいのでうってつけです。

また、シダ植物の「アジアンタム」なども耐陰性があり、細かな葉が可愛らくしてボリュームがあるので人気があります。縦に伸びる植物としては「アスプレニウム」がおすすめです。こちらもシダ植物ですが、縦に伸びていくので高さを活かした演出もできます。

壁掛けや吊り下げで空間を生かして観葉植物を配置する

空間を上手に生かして植物を飾りましょう

シダ植物やツル性の観葉植物を吊り下げたり、壁掛けにしたりして空間を利用した観葉植物の配置方法もあります。

今は壁に直接取り付けられるものや、天井からフックを使って吊り下げられる鉢やアイテムが販売されているので、演出方法もたくさんあります。

日用品を使うのもインテリアとして素敵です

鳥かごに普通の鉢を入れるようにして、おしゃれに観葉植物を配置することもできます。

植物を浮かせて配置することによって、空間を使って縦に植物を置くことができます。「ポトス」や「アイビー」などのツル系の植物を配置すると存在感のあるインテリアとなります。

棚の一つを植物用にしてもオシャレです

4.まとめ

観葉植物はその種類が多く、どの植物をどのように配置すればいいのかわからない、という人も多いと思います。

大きく分けると、鉢と植物との組み合わせ、そして部屋のどのような場所、シチュエーションに置きたいのかで変わってきます。今回は、鉢の組み合わせとシチュエーションパターンをご紹介してきました。自分の部屋のインテリアのパターンに観葉植物を考えているなら、植物も一緒に元気に過ごせるように考えてみてください。

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