カフェのようなキッチンに、憧れる人も多いのではないでしょうか。調理器具やスパイスなど、たくさんのものがあふれていてもオシャレに見えるのはインテリアや収納を工夫しているから。
見せる収納を上手く活用しながらインテリアにこだわることで、自宅のキッチンをカフェのような雰囲気にコーディネートすることができます。
インテリアの選び方や収納のコツなど、カフェ風キッチンにみせるポイントをご紹介します!
1.キッチンの雰囲気づくりに欠かせない壁面収納
ワンルームのキッチンなど狭い空間でも邪魔にならず、作業をするのに十分なスペースを確保しやすい壁面収納。有孔ボードや木材を利用して、簡単に収納棚をDIYすることもできます。
キッチンのサイズに合わせて設置できる壁棚
食器やカトラリーが棚にずらりと並ぶ光景を、カフェで目にしたことはありませんか。色や形を統一して揃えて置くことで、キッチンとの一体感が増し、オシャレな雰囲気をつくりだします。
キッチン周りをスッキリさせるのと同時に、インテリアとしての役割も果たせる壁棚。アンティークの食器や古道具などバランスよく並べれば、ヴィンテージ風なカフェのキッチンを演出できます。
壁棚には、木材とアイアン素材を組み合わせたシンプルなものを選ぶことで、雑多な印象にならず、まとまりのある空間にしています。
吊り下げラックを使って、ぶら下げる収納もおすすめです。
S字フックを使い、マグカップや調理器具を掛けられるようにすれば、必要に応じて取り出しやすく、片付けも簡単。ワイングラスを逆さに並べて下げて置けば、カフェ&バーのように大人な雰囲気ただようオシャレなキッチンカウンターになります。
2.色や形に統一感を持たせる
カラフルな色が使われたキッチンは賑やかでかわいらしいですが、どこか落ち着かない雰囲気になってしまいます。カフェのように居心地のいい空間をつくるなら、色や素材に統一感を持たせましょう。
素朴な雰囲気に癒やされるナチュラルテイストのキッチン
古民家カフェのような素朴で温かみが感じられる、自然素材でまとめられたナチュラルテイストのキッチン。木の淡い茶色がやさしい雰囲気をかもしだし、リラックスした気分で調理を楽しめるのではないでしょうか。
派手な色は持ち込まず、家具や調理道具といったものは周囲に馴染む淡い色で揃え、植物の緑を差色として取り入れましょう。
レトロな雰囲気がオシャレ!ホワイトベースのキッチン
白をベースに木製の古道具や家具でまとめられた爽やかなキッチン。古材の使い込んだ味わい深い雰囲気が、明るく温かみが感じられる空間になっています。
家具やインテリアをすべて古材のもので揃えるのは難しいという方には、リメイクシートがおすすめ。最近では100均でも販売しているので、手持ちの家具を手軽に古道具風に見せられます。収納棚やキッチンカウンターなど、チャレンジしやすいものから試してみてください。
3.小物使いがカフェ風キッチンの決め手
カフェ風キッチンをつくるには収納だけでなく、遊び心が感じられる小物使いも大事。キッチンの雰囲気づくりだけでなく、家族のコミュニケーションツールとしても使えるアイテムをご紹介します。
黒板
ランチやおすすめメニューが描かれた黒板ボードは、カフェでも印象的な存在。自宅のキッチンに黒板ボードを取り入れるだけで、カフェらしさがいっきに増します。今日の献立や自慢のレシピなど、内容を自由に変えて楽しめるのではないでしょうか。
また、家族のスケジュールやお使いの伝言など、家族のコミュニケーションツールとして使うこともできます。
観葉植物
カフェのように居心地のいいキッチンをつくるなら、観葉植物を飾るのがおすすめです。見てるだけで癒やされるだけでなく、クリーンで明るい雰囲気をつくってくれます。
虫や汚れが心配なら、土を使わずに育てられる水耕栽培がおすすめ。アイビーやポトスなど水耕栽培に適した植物は直射日光がなくても育つので、窓のないキッチンでも育てられます。
4.まとめ 隠すだけがオシャレじゃない!見せてつくるカフェ風キッチン
何かとものが多くなってしまうキッチン。収納グッズを増やし過ぎて、オシャレな雰囲気からかけ離れてしまうことも多々あるのではないでしょうか。
今回記事でご紹介した「見せる収納」や「小物」といったアイテムを意識して使うと、カフェ風キッチンに近づけます。
毎日使う場所だからこそ、カフェのようにオシャレで使いやすいキッチンをつくってみませんか。