簡単に美しく、ボタニカルキャンドルをDIYしてみました。
ボタニカルとは、植物のこと。
溶かした蝋の中に、ドライフラワーやドライフルーツ、そして香り付けにアロマを入れて作ります。中に入れる植物やフルーツを変えれば、何通りものキャンドルが作れます。
大めのフルーツを大胆に入れるのもよし、一色だけ使ってシンプルに仕上げるのも素敵です。
お友達へのプレゼントにも最適ですので、ぜひ作ってみてください。
今回はボタニカルサシェも一緒に作ってみました。
1.材料
- 蜜蝋(ビーズワックス)
- パラフィンワックス
- ドライフラワー・ドライハーブ・ドライフルーツなど
- アロマオイル
- キャンドル用モールド(型) 大・小
- キャンドル芯(タコ糸でも可)
- 竹串
- 鍋
- クッキング温度計
- はかり
- サラダオイル
キャンドル作りに使用した鍋は、料理には使用できなくなります。ご注意ください。不要な鍋がない場合は100均の鍋でも作ることができます。
パラフィンワックスは、一般的なキャンドルの原料として使われていて、安価に入手できます。
今回はそこに蜜蝋も加えてみました。蜜蝋はミツバチの巣を作るためのロウで、ビーズワックス(Beeswax)とも呼ばれます。少し高価になりますが、色がパラフィンワックスに比べて優しいクリーム色で、キャンドルをより温かみのある風合いにします。
また、キャンドル用のモールド(型)がなくても、コンビニで売ってるプラスチックコップやいらない瓶でもできます。
2.DIYレシピ・ボタニカルキャンドルの作り方
- パラフィンワックスと蜜蝋を同量、鍋に入れる
- 溶かした蝋を80度にする
※高温すぎるとドライフラワーが溶けたり、アロマオイルの香りが飛んでしまう場合があります。 - 香り付けにアロマオイルを数滴入れてかきまぜる(今回はイランイランを使用)
- キャンドルを外しやすくするため、オイルを型に塗っておく
- キャンドル用のモールドの底からキャンドル芯を入れて、上部に竹串などで芯を固定。下の穴からロウが漏れないようにガムテープで下の穴を塞ぐ
- 「小」のモールドに溶かしたロウを入れる
- 固まるまで待つ
冷やすとキャンドルが型から外れやすくなります。実は撮影では冷やしが足りなくて外すのに苦労しました…。でも急激に冷却するとひび割れる場合もあるのでご注意! - しっかり固まっていたら、型からキャンドルを外す
- 「大」のモールドの中央に[8]のキャンドルを入れる
- 空いている隙間にドライフルーツやハーブ、植物などを入れる
- 「大」のモールドにロウを入れる
- 固まるまで待つ
- 十分に冷やしたらできあがり!
いろんなハーブを入れて作ってみてくださいね!
同じ材料でボタニカルサシェも作れます。
100均でも購入できるパウンドケーキの型などにロウを流し込み、ドライフルーツを好きなようにレイアウトしてください。紐を通す穴を作るために棒状のものを差し込んでおきます。固まればできあがりです。
こちらも簡単にできるので、ぜひチャレンジしてみてください。
Designer/Model:石坂健(MARU代表)
Cinematographer : Kevin Yoshimoto/ Mathilda Hitomi Bormann
Place:中原工房http://nakahara-koubou.com/