皆さんはDIYで作品を作る際、どういった基準で木材を選んでいますか?
木材には多くの種類があります。それぞれの特徴を把握し、適切な木材を選ばないと耐久性が低く、長持ちしない作品が出来上がってしまうことも。
今回は、種類別の特徴をご説明しながら、用途に応じた木材の選び方をご紹介していきます。
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1.SPF材とは
よくDIYで耳にする、2×4(ツーバイフォー)材や1×4(ワンバイフォー)材もSPF材の一種です。
比較的柔らかく加工しやすいのが特徴で、ホームセンターでも安価で販売されています。最近では上の写真のように2×4を使って柱を立てる商品など、様々な商品が発売されているためDIY入門には最適な木材と言えます。
2.杉材とは
木目がはっきりと出ていることが多く、より木材の質感を楽しむことができます。
3.合板とは
4.OSBボードとは
資源を無駄にしないエコな材料としても知られており、安価で入手できます。水に弱いというデメリットがありますが、おしゃれな見た目や加工のしやすさから、DIYでは使用頻度の高い木材です。
5.MDFボードとは
反りやねじれはありませんが、木材の質感はないため、塗りつぶしの塗装や上から化粧シートを貼るなどの用途に向いています。
木目がないため、ワックスやステインのような塗料は塗ることができません。
6.無垢材とは
無垢材ならではの重厚感や、集成材の接着などで使われる化学物質を使用していないため体に優しく、より自然な風合いが楽しめます。
加工された木材に比べ反りやひび割れが起きやすく、大量生産ができないため高価なので、DIYに使用するハードルは高めです。
写真のように、床に使用されることもあります。
7.集成材とは
見た目が美しいというメリットの他に、反りやひび割れに強く扱いやすいのも特徴です。
また、無垢材に比べ多く生産できるため安価で入手することができます。
DIYでは扱いやすさ、入手しやすさからパイン集成材がよく使用されます。
8.木材の比較早見表
迷った際は、こちらのチャート表を見ながら目的にあわせた木材を確認してみましょう。
参考価格:ビバホーム(2020年3月時点)
9.まとめ
木材にもたくさんの種類があることをお分りいただけたでしょうか。
ご紹介した木材の他にもまだまだ種類がありますので、使用する際は強度や木目、値段などから好みの木材を選んでみてくださいね。
お気に入りの木材が見つかると、もっとDIYが楽しくなりますよ。