サイトアイコン LIFULL HOME’S DIY Mag|こだわりの住まいづくりを楽しむWEBマガジン

のびのび暮らせる戸建住宅に、一期一会のものを集めた部屋づくり|こだわりの部屋づくりvol.29:後編

【こだわりの部屋づくりvol.29:後編】 のびのび暮らせる戸建住宅に、一期一会のものを集めた部屋づくり(makoさん)

お気に入りのインテリア、手作りの家具、居心地の良さを追求したリノベーションなど、住まう人の理想が詰まった「こだわりの部屋づくり」についてご紹介するこちらのシリーズ。

前編では、makoさんの家のコンセプトや空間ごとのポイントについてご紹介しました。後編では、makoさんの家づくりの過程や収納についてご紹介します。造作家具を減らし、自分たちでできるところはDIYしたことが、こだわりのポイントです。

【makoさん】
年齢:32歳  仕事:保育士
家族構成:夫婦、息子さん(5歳)、娘さん(3歳)の4人暮らし

【住んでいる物件】
物件の種類:注文住宅
間取り:2LDK

1.家づくりの過程

makoさん一家が現在の注文住宅を建てたのは3年前。上のお子さんが家の中で走り回るようになり、隣人に気を使わなくてはならない賃貸暮らしを窮屈に感じていました。小さいお子さん2人がいながらの引越しは本当に大変で、荷造り、荷ほどき、 DIYなどすべての過程で苦労したそうです。しかし、落ち着いてのびのびと暮らせるようになってからは、心にゆとりができました。

家づくりの過程1:じっくり土地を選ぶ

納得できる土地が見つかるまで、いろいろな場所を見に行ったというmakoさん。旦那さんはいい土地だけでなくダメな土地も見ておきたいと、たくさんの土地を見に行かれたそうです。

最終的には、前の家と生活環境が近い、納得のいく角地を手に入れることができました。緑が多く、近くに大きな公園や博物館もあります。坂が少ないので、子どもを連れて行くのにも、年をとってから散歩するのにもいいなと思いました

家づくりの過程2:設計士と相談しながら理想の住宅に近づける

makoさんが注文住宅をお願いしたのは、自然素材に特化した地元の工務店です。自分たちの希望にあった設計士を紹介してもらいました。

賃貸で暮らしていたときから持っている古家具のサイズを設計士さんに伝えて、それらが合うように設計してもらいました
間取りは設計士さんにおまかせしました。内装は、雑誌に付箋を貼って写真を見せながら、イメージを共有しました。写真があるとイメージが伝わりやすいですね
どのような家にしたいかを相談しながら、間取りや建材を提案してもらって進めました。外壁はそとん壁※1、断熱材はセルロースファイバーという古紙から再利用したもの。自然素材にこだわっています

※1 そとん壁とは、火山噴出物である“シラス”を材料とした外装材を使用したもの。

写真の床には、無垢材のパイン材を使っています。
また、ドアといった建具や階段床などには、ウォルナットの古い雰囲気に合うようポイントで集成材が使用されています。

家づくりの過程3:DIYをする

自然素材を使うとコストがかさむこともあり、できるところは自分たちでやりました

窓枠や床を塗ったり、2階の壁を漆喰で塗ったり、造作家具の中は棚を造りつけず自分たちで収納をDIYしたりしています。
キッチンにある作業台の下部は、makoさんと旦那さんがDIYしました。また、古い棚は中に仕切りがないものもあるので、コの字形の板も自分たちでつくりました。プランニングの最初の段階で、「自分たちでDIYしたい」と設計士さんに伝えてあったそうです。

ときにはお子さんを寝かしつけてから、寝る間を惜しんで作業することもあったとか。DIYは手間がかかりますが、夫婦でつくった思い出の品だと思うといっそう愛着を持って使えそうです。
洗面台の下部収納も自分たちでDIYしました。洗面台横にある籐製の2段のかごは、最近、骨董市で見つけた戦利品とのこと。価格は5,000円未満で、しっかりして味わいのあるつくりです。

今は、庭のウッドデッキにDIY用の工具入れをつくりたいです

インテリアに興味を持ったきっかけと今後の部屋づくり

makoさんはインテリア雑誌「Come home!」が好きで、大学生の頃から購読していました。当時から古い雰囲気のインテリアに惹かれて骨董市にも通っていたそうなので、現在は憧れの暮らしが実現しているといえます。

昔から好きなテイストが変わっていないこともあって、現在のmakoさんの部屋には統一感があり、こだわりも感じられます。とはいえ、ライフスタイルの変化に合わせてリフォームできる余地を残しておいたそうです。広い家なのに間取りが2LDKなのは、2階に壁を造っていないからです。

これから壁を足したり家具やカーテンで仕切ったり、子どもの人数や成長に合わせてどうするか考えていきたいです

2.日頃のイメージで「一期一会」を逃さない

新しく家具やインテリアを購入するときには、「こういったものが欲しい」というイメージを常にしておくよう心がけています。理想のものとの出合いを待ち、見つけたときには迷わず買います。

古道具は一期一会で、同じものには二度と出合えません。今欲しいのは姿見ですね。できれば古いものがいいですが、あまり出回らないらしいです

よく行くお店は、町田市のアンティークショップYugeと、古物百貨店ALL TOMORROW’S PARTIESです。また、大和市で毎月開催されている神奈川やまと古民具骨董市にもよく通っています。通ううちに見る目が養われ、相場がわかってくるそうです。

学生時代から大和市の骨董市に通い始めました。新品よりも安くてよいものが手に入るので、宝探しのような楽しみがあります。掘り出し物を見つけるポイントは、とにかく朝早く行くことです。朝6時くらいに行って関係者に間違われることもありました(笑)

3.収納について

makoさんの収納の基本は、見せられるものは見せることです。お気に入りのものをガラスケースやオープンラックに並べたり、趣のあるカゴにしまったりして、コレクションのように見せています。

キッチン

吊るす収納はアイテムを見せられるだけでなく、出し入れしやすいのでキッチンにぴったりです。
見えない部分はプラスチック製のラックやケースを使って収納し、費用面のバランスを取る工夫をしています。特に、引き出しのなかは規格が揃ったもののほうが使い勝手がいいです。何から何まで古道具や作家がつくった一点物にこだわるのではなく、便利なものは柔軟に取り入れています。

4.これから注文住宅やDIYを検討したい方へ

注文住宅に興味がある方、DIYで部屋づくりをしたい方へ、makoさんから3つのアドバイスをお聞きしました。

・注文住宅を建てるなら、自分の好きなことがやれる工務店を探すこと。

・家を建てるのは普段の買い物とは桁が大きく違います。積み重なって総合的に予算オーバーにならないよう、細かいところを切り詰めること。

・DIYは騒音に気をつけること。木材のカットなどはホームセンターのサービスを利用すると楽。

子連れの引越しは、とにかく大変です! しかし、のびのびと遊んでいる姿を見ると報われます

自分の好きなように家が建てられる注文住宅。決めなければならないことが多いからこそ、「こんな家に住みたい!」というイメージを明確にしておくことが大切です。

※makoさんのインスタグラム

アカウント名:moco_moco625

お気に入りの1枚は、2019年7月29日のおうちカフェの様子。好きな器を使ってお子さんとおやつを食べる幸せそうな写真です。何気ない日常を大切に暮らしていることが伝わってきます。

makoさんのInstagramはこちら

ファミリー向けにぴったりな物件を探す