お気に入りのインテリア、手作りの家具、居心地の良さを追求したリノベーションなど、住まう人の理想が詰まった「こだわりの部屋づくり」についてご紹介するこちらのシリーズ。
今回ご紹介するのは、東京都大田区在住の愛さんの部屋です。コンクリートの壁にむき出しの配管がスタイリッシュさをプラスしています。「部屋がもともと完成されている雰囲気を持っていたので、何かを足すというよりは、持ち味を引き出す部屋づくりを心がけています」と話す愛さん。今回は、そんな愛さんが住む、クールでスタイリッシュな部屋をご紹介します。
【愛さん】
年齢:28歳
仕事:リノベーション設計・デザイン
「実家は仙台ですが、東京の会社への就職を機に、昨年の春から一人暮らしを始めました」
【住んでいる物件】
間取り:ワンルーム・13畳
愛さんが住んでいるのは、東京都の蒲田駅の近くにある部屋です。この部屋は自分で探したのではなく、前に勤めていた会社が持っている物件を紹介してもらったそうです。カメラが趣味でいろいろなところに行くので、アクセスのいいところが気に入っています。
「自分で選んだ部屋ではないですが、『こんな素敵な部屋に住まわせてもらっていいの?』と今でも思っています。新しい部屋を探すときに、ここよりいいお部屋を見つけられるかが心配になるくらい、気に入っています」
「コンクリートの壁は寒いなどのイメージもあるかもしれませんが、ここは窓も二重サッシになっていて、暑かったり寒かったりもなく、きちんと生活への配慮がされています。これから同じようなテイストの部屋に住みたいとお考えの方は、その辺も気をつけて選ぶといいと思います」
1.余計な物は置かない!洗練されたクールでスタイリッシュな部屋づくり

ベッド:楽天 3244/ラック(本棚):IKEA/椅子:IKEA
リノベーションされた物件で、躯体がむき出しのスタイリッシュな空間は、最初から完成されているイメージです。
コンクリートがむき出しの感じや、配管・躯体の雰囲気がクールな印象で、すごく好みです
部屋の持っている雰囲気を大事にしながら、そのよさを引き出すにはどうしたらいいんだろうと考えて家具やインテリアを選んだそうです。
2.お気に入りの空間はむき出しの配管を使ったコーディネート
ドライフラワーが大好きだという愛さん。壁に飾られたたくさんのドライフラワーは、クールな雰囲気の壁と相性がバツグンです。配管やS字フックを利用して、壁のコーディネートを完成させています。
配管がむき出しの部分を使って、インテリアを楽しんでいます。上に飾っているのは、大好きなアーティストのアルバムです
むき出しの配管はカバンをかけられるなど利便性もよく、配管そのものがインテリアにもなります。これがあるだけで、部屋の雰囲気がグッと引き締まってオシャレに見えます。

3.空間ごとのポイント
ベッド
ベッドはシングルサイズでW100の物です。収納などの利便性よりも、見た目のすっきりさを優先して選んだそうです。クッションの赤がポイントカラーになっています。
脚の下に空間があることで、絶妙な抜け感が生まれます。ベッドの下に収納が付いているタイプのずっしりした感じよりも、軽い雰囲気のものがよかったので、イメージにピッタリでした。マットレスは今のものが少しやわらかく、あと少し硬めのものに買い替えたいと思っています
テーブル
テーブルは、コンパクトな折りたたみの物を使用しています。
実家で暮らしていたときにアウトドア用として使っていた折りたたみテーブルを、そのまま使っています。ご飯を食べるときや、友人が遊びに来たときに出しています。テーブルを簡単にしまえるので、空間が広く見え、とても重宝しています
椅子

椅子はサイドテーブルとしても利用しています。
ラック
ラックは、本棚になっています。
黒のスチール感が気に入って購入しました。本が好きなので、実家からお気に入りの本をセレクトして持ってきました。勉強に使う建築の本もあります
キッチン
オープンラックの広いキッチンです。友人が来た際は、一緒に料理をすることもあるそうです。
トイレ
トイレにはたくさんのポストカードが貼ってあります。
基本的に貼りものはしないようにしていますが、トイレだけと決めて華やかにしました。ポストカードは気になる物があるとついつい買ってしまいます
愛さんの友人が描いたイラストもあります。
4.収納について
基本的にほとんどの収納はこの一角だけで賄っていて、なるべく物を増やさないように気をつけています。棚はこの部屋にあらかじめ備え付けてあった物です。
物をしまう場所はあらかじめ決めて、バンカーズボックスにしまっています。洋服は、実家から必要最低限の物だけを持ってきました。ハンガーは5個しかありませんが、十分間に合います。部屋には洗濯機がなく、洗濯はすべてコインランドリーを利用しています。そのような面でも、洋服やハンガーの数は自然と少なくなります。洗濯機がないと干す手間もないですし、今は特に不便は感じません
この部屋は、目の前の道路に車の通りが多いので、ベランダに洗濯物を干さないのは、理にかなったスタイルだそうです。
収納ラックの上。お気に入りのファッショングラスや腕時計はあえて見せる収納に。
キッチン収納
キッチン下の収納。オープンラックで収納ケースを揃えるのは大変だったので、無印良品の袋を上手に活用して、ナチュラルかつすっきりした収納を実現させています。