4月からの新生活を前に、引越しの準備に追われる方も多いのではないでしょうか。新しく住むところが決まったら、現在の住まいの整理や片付け、持っていくものを段ボールに詰めたりと、引越しに伴う作業はたくさんあります。
そこで今回は、引越しが決まったらやっておきたい3つのことをご紹介!
年度末にかけて仕事も忙しくなるこの時期。ポイントをおさえた準備を行うことで、スムーズに新生活を迎えられるはずです。
1.新しい部屋を「知る」ことから始めよう
まず最初に確認したいのが、新居の間取りと各部屋の採寸。家電や家具を置くスペースはどれくらいあるのか、窓のサイズ、玄関の広さなど、事前にサイズを調べて置くことで引越し当日に手間取ることが少なくなります。
ここからは、採寸の際におさえておくべきポイントをご紹介します。
カーテン
外から室内が丸見え・・・なんてことがないよう、カーテンはすぐに設置したいアイテム。
窓の幅と長さを測ったら、カーテンのサイズを考えます。掃き出し窓(※1)用のカーテンは床についてしまうとホコリが溜まるため、床から1~2cmほど短くすると見た目もきれいです。
(※1) 窓の下の部分が床面に接している窓のこと
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押し入れ・クローゼット
家具・家電のレイアウトを考える前に、各部屋の採寸もしっかり行いましょう。事故防止のためにも、コンセントや配線コードにほこりが溜まらないような家具の配置がポイントです。折れ曲がる3口コンセントや延長コードなどを活用すると、スペースを無駄なく活用できます。
押し入れやクローゼットの収納も忘れずに確認を。横幅、奥行き、高さを測れば無駄なく物を収めることができて効率的です。クローゼットの収納に役立つカラーボックスやつっぱり棒も、事前に横幅や奥行きを確認して購入すれば失敗が少なくなるでしょう。
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大型の家具・家電
冷蔵庫や洗濯機など大型の家電・家具を購入する際は設置スペースのサイズを事前に測り、数値をメモしてから買い物に行くのがおすすめ。さらに、大型の家具・家電は「玄関の幅が狭くて室内に入れることができない」ということもあるので、玄関の縦横の幅を事前に採寸して置くと安心です。
また、よくあるトラブルとして洗濯機が新居の防水パンにあわなかったり、位置があわず排水口や給水口との接続ができず、引越し後に買い替えなんてことも。ベッドやソファ、洗濯機などの大型の家具・家電は、運搬から設置までのイメージをしておくことが大切です。
2.生活用品を買い替えて新生活をスタート
ファブリック類
黒ずみや汚れが気になるタオルや、ベッドカバーなどのファブリックはお手元にないですか?
引越しは、生活用品の買い替えにぴったりのタイミング。お気に入りのもの以外は、思い切って買い替えてしまうのも手。部屋の雰囲気にあわせたファブリックを揃えることで、新生活を気持ち良く迎えることができます。
ファブリック類は色のトーンを揃えたり素材感を合わせると、インテリアにも統一感が出ます。
照明
照明グッズを新しくするのも良いでしょう。蛍光灯や白熱電球を使っているのであれば、ランプをLEDに変えるだけでも省エネになります。好みのインテリアイメージに合わせた照明グッズで、理想のお部屋を作ってみてください。
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調理器具
調理器具の見直しも、引越しのタイミングがおすすめ。
フライパンなどの鍋類は寿命がわかりにくいもの。テフロン加工がはげていたり使い勝手が悪くなっていると感じるなら、引越しのタイミングで見直してみてはいかがでしょう。また、引越しでガスコンロからIHに変わる場合は、IH対応のフライパンへの買い替えをお忘れなく。
3.新しい街を散策してみる
引越し先が決まったら、周辺環境をチェックすることが大切です。
スーパーやコンビニ、病院、銀行などの場所を確認しておくと、緊急時に困ることが少ないでしょう。
地元に根付いたお店を知ることで近所の人たちとのつながりもできますし、美味しいご飯屋さんや居心地の良さそうなカフェが見つかれば、休日も楽しく過ごせそうです。
夜の時間帯に周辺を歩いてみることもおすすめします。最寄駅からの帰り道に街灯はあるか、夜でも人通りがあるか等知っておけば、新生活も安心です。
また、災害時に備え、事前にハザードマップも確認しておくことも大切です。
ハザードマップは転入手続きをする際に役所で渡されたり、自治体のウェブサイトなどで確認することができます。役所でも無料で配布していますので、災害時に停電や回線不通でインターネットに接続できないことも考え、印刷されたものを手元に置いておくと、万が一の時にも安心です。
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4.早めの準備でスムーズな新生活を
引越しが決まると、手続きだけでもやることが山積み。できることは早めに用意しておくことで、快適な生活がスタートできます。
楽しい新生活をイメージしながら、計画的に準備してみてください。