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狭い部屋に必要な収納棚の選び方!目的と用途を意識するのがポイント

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一人暮らしでも、衣類、インテリア、小物、電子機器、キッチン用品、本など、収納がいくらあっても足りない、ということはありますよね。

そんなときに活用するのが「収納棚(シェルフ)」です。

棚と一言にいっても様々な種類があり、棚に収納したい物や目的によって選ぶポイントも変わってきます。

今回は、棚を使った収納について、選ぶポイントと実例をご紹介します。

1. 収納棚の特徴


収納棚は、細かく調整できる物が多く、収納したい物のサイズ感や重さなど、様々な形の物を収納しやすいという特徴があります。

また、棚の種類も様々であり、数えきれないほどあります。

収納棚があれば、多くのアイテムを収納でき、物で溢れかえった部屋をスッキリと見せることができます。
さらに、使用する物との動線を考えた機能的な部屋づくりも可能です。

最近の収納棚はオシャレな物も多く、収納棚自体をインテリアとして置くことができます。
機能性に優れた棚は、一人暮らしの狭い部屋でも大きな収納力を発揮してくれます。

部屋の収納を考える上で「収納棚」は必要不可欠な物であり、ポイントをしっかりと押さえ、部屋の収納をデザインしてくことが大切です。

2. 収納棚の選び方

それでは、収納棚を選ぶときのポイントについてご紹介します。

収納する物は何かを明確にする


まずは、収納棚に収納するべき物は何があるのか、しっかりと具体的にイメージすることが大切です。

収納する物が、キッチン用品なのか、本なのか、もしくは小物や観葉植物なのか、どんなアイテムを収納するかによって、どの収納棚を選ぶべきかが変わってきます。

収納する物が「本」だったとしても、それが雑誌なのか漫画本なのか、専門書なのかによって、収納棚の大きさや形が変わります。

そのため、具体的にイメージすることが大切です。

日用品などを収納する場合は、扉や引き出しなどが付いていて中が見えない「見せない収納」にするのが良いでしょう。

見せる収納、見せない収納を選ぶときも、収納するアイテムが基準になります。

収納棚を選ぶということは、棚に何を収納するのかを考えることから始まります。

収納棚を置く場所を明確にする


収納する物を具体的にイメージ出来たら、次に部屋のどの場所に置くかを明確にしましょう。

収納棚のサイズ・機能だけではなく、収納棚を置く空間を把握しておくことが重要です。

棚収納は種類が多く、扉や引き出しがついている物もあります。
置く場所が明確でないまま収納棚を買ってしまうと、上手く置けないことや、物を取り出しにくく収納棚を活かしきれないというケースもあります。

また、収納した物を取り出す頻度によって、部屋の中の動線を考えた場所に置かないと、機能的になりません。

収納棚を選ぶときには、置く場所、空間をしっかりと考えてから収納棚を選ぶようにしましょう。

部屋のイメージと調和を取る


収納棚は機能的な物が多いですが、機能性や収納量ばかりに気をとられて、部屋のイメージと合わない物を選ぶと、部屋のデザインがバラバラになってしまいます。

バラバラのデザインの物が部屋にあると、落ち着かない空間となってしまいます。
統一感やバランス、調和の取れた棚選びを心がけましょう。

一番揃えやすいのは色であり、落ち着いた色同士を組み合わせると重苦しさや圧迫感が少なくなります。

収納だけでなく、転倒防止にも気をつける

機能的な収納棚を選択できたとしても、地震によって中の物が倒れることや、落下する危険があります。

大地震が来た場合は収納棚自体が危険なことにならないようにしましょう。

棚の上と天井に取り付ける転倒防止の突っ張り棒や、滑り止めのパッドなどがあります。
収納だけではなく、安全面にも配慮した選定も大切なポイントです。

3. 実例紹介

それでは実際に色々な形の収納棚をご紹介します。

オープンラックは小物や観葉植物におすすめ

オープンラックは開放的な空間づくりを手伝ってくれます。

背面も横面もオープンなため、収納棚の圧迫感などが少なくスッキリとした印象を与えてくれます。

アイアン素材の枠と木材が合わさったシンプルでナチュラルな収納棚は、どんな部屋にも馴染みやすいでしょう。

奥行きを活かせるタイプの収納棚なので、小物や本、観葉植物など収納できるアイテムの幅が広いです。

カフェのようなオシャレな部屋づくりにも一役買ってくれる使い勝手の良い収納棚です。

見せるディスプレイ収納

アンティークで落ち着いた雰囲気のあるディスプレイラックは、部屋の印象を上品に、そしてオシャレに演出してくれます。

雑誌や洋書などをディスプレイするだけで、収納するアイテムがインテリアの一つになります。

レコードやオシャレなジャケットのCDなども、ディスプレイに使うとよりオシャレですね。

ちょっと隠したい物と、しっかりとディスプレイして見せたい物を分けて収納できるのがメリットです。

ガラスラックをカフェ風のショーケースに

カフェ風の部屋づくりを目指している。という方にはガラスラックがおすすめです。

ガラスラックは調味料やお菓子など、収納している物を見せることで部屋の雰囲気づくりに一役買ってくれる飾り棚として使えます。

キッチンだけじゃなくて、部屋の中に置いてお気に入りの本や小物などをディスプレイするのにも使えます。

2段タイプは収納機能がもっと増えますので、用途によって選択する形を選びましょう。

オシャレなインテリアとしても使える個性的なシェルフ

形が特徴的なラックは、収納としてだけでなく置いているだけでインテリアになります。

壁掛けタイプのものなら、一人暮らしの部屋でも場所を取られず圧迫感をあたえません。

植物やデザイン的な食器など、置くものにもこだわればアート作品のように見せることも可能です。

4. まとめ 収納棚を活用してオシャレな部屋づくりを

色々な収納棚をご紹介してきましたが、まずは自分が何を収納したいのかを初めに考えましょう。
収納の用途によって選ぶ収納棚は大きく変わってきます。

また、部屋の雰囲気を壊さないデザイン選びも大切です。

一人暮らしの部屋でも収納棚を活用すれば、物がスッキリと置け、印象が大きく変わります。
うまく収納棚を活用し、自分好みの部屋づくりをしましょう。