一人暮らしの部屋で困るのが、玄関の収納スペースの狭さではないでしょうか?
靴箱の段数や広さがないと靴が入りきらず、玄関に置きっ放しになりがちです。
特に女性の方だと靴と言ってもパンプスやブーツ、スニーカーなど種類が多いので、できるだけ多く収納したいですよね。
ただ、玄関に置けるスペースが限られているという悩みもあります。
じつは、狭い玄関だからこそ考えるべき、収納のコツがあります。
今回は、玄関の収納に関するポイントと、実際に玄関収納にオススメのグッズなどを紹介したいと思います。
1.玄関収納のポイント
まずは玄関収納を考えるときのポイントをご紹介します。
ポイントを押さえて、すっきりとした収納を目指しましょう。
玄関が汚いと部屋全体の印象が悪くなる
玄関は部屋に入るために必ず通る場所です。
つまり玄関はその部屋の顔になります。
収納スペースが限られていると、靴が玄関に出しっ放しになり、乱雑なイメージを与えてしまいます。自分では、いつも過ごしているから気づかないかもしれませんが、来客者は玄関のイメージを案外覚えているものです。
最初に目にする玄関に悪いイメージがつくと、部屋全体の印象も悪くなりますので、玄関の見た目には注意しておきましょう。
一人暮らしでも玄関に収納したい物は多い
玄関は基本的に履物を脱ぎ履きするところですが、観葉植物やフレグランス用品、傘、スポーツ用品、コート、バッグなど意外に収納しておきたい物が多いところです。
一人暮らしの場合は、自分である程度物の場所を決められるので、好き勝手に物を置いてしまいがちですが、いたずらに増えると収納をデザインするのが難しくなります。
まずは玄関に、どういう物を置くことがあるかをピックアップすることから始めましょう。
物を増やさない。それは本当に玄関に置きますか?
ピックアップしたら、それが本当に玄関に置くべきものなのかを考えます。
特にスポーツバッグや用品などは必ずしも玄関に置かなくても良いでしょう。コートやバッグは寝室のクローゼットなどに収納できる物があると思います。
本当にその場所でなければいけないのか、しっかりと考えてみることをおすすめします。
また、靴を捨てる機会がない。という方もいますよね。
新しい靴を買った際に、履かない靴をいつまでも残していると、収納スペースのキャパがオーバーして靴が溢れてしまいます。
一人暮らしであれば特に、いらない物はしっかりと断捨離して玄関の収納スペースを確保しましょう。
季節が外れたら玄関には置かない
季節外れの靴がずっと玄関に置きっ放しなっていることはありませんか?
特にブーツなどは夏用や冬用と用途によって履き分ける物があると思います。
夏場に履く物、冬場に履く物をしっかりと分けておくと、収納スペースの確保ができる場合も多いです。
例えば、サンダルなどは冬場には履かないですよね。
そのように季節によって必要のない物をあえて玄関に収納せずに、別の場所にまとめて収納しておくことで、玄関のスペースが空き、すっきりとさせることができます。
必要最低限の物だけを置くようにすれば、狭い玄関でもすっきりとした印象を持たせることができます。
毎日帰ってくる家の玄関がすっきりしていると気持ちもいいですよね。
定位置を決める。同じ場所に収納する
靴の収納場所が特に決まっていないと、玄関に靴を出しっ放しにしたり、適当な場所にサイズの合わない靴を収納したり、ごちゃごちゃとした印象を与えてしまうことが多いです。
また、実際に履きたい靴を見つけるのに時間がかかってしまい、機能的ではありません。
特に収納スペースが少ない場所では、どこへ収納するべきかを定めておき、定位置に収納することを意識づけましょう。
一度位置を決め、必ずその場所に収納するように意識すると、すっきりと収納することができます。
2.玄関収納に役立つグッズの提案
続いて玄関収納の一例や便利なグッズをご紹介します。
傘立ての収納ポイント
玄関に置いておきたい物として、靴の次に多いのが傘。
しかし、一人暮らし用の狭い玄関だと場所を確保するだけでも、一苦労ですよね。
スペースがある程度あれば、置き型の傘立てがオシャレです。
このような薄型のタイプであれば、壁側に寄せてあまり場所を取りませんし、見た目もシンプルです。
しかし玄関が狭いと置き場所のスペースがない場合もあります。
そんなときは、壁掛け収納できる傘置きを使って、オシャレに傘の収納スペースを作ります。
収納場所が確保できない場所での壁掛け収納は有効な手段です。
使いたいときに傘を手に取りやすいですし、場所もあまり取られないのでおすすめです。
小物やバッグスタンドのおすすめ
家や車の鍵、帽子、バッグなど、出かけるときに頻繁に持ち出す物は、玄関に収納しておきたいですよね。
棚を使いたいところですが、狭い玄関に棚を置いてしまうと結構スペースが取られてしまい、より狭く感じてしまうこともあります。
このような天井と床に突っ張り棒を使って固定して使うタイプの小物入れだと、場所をとらない上に、スタイリッシュに小物の収納ができます。
帽子やちょっとしたポーチやバッグであれば、掛けることも可能です。
ちょっと出かけるときや、帰ってきてすぐに鞄をかけられる物があると、便利ですよね。
収納スペースとオシャレを兼ね備えた便利な収納ツールです。
スリッパ収納のグッズ一例
急な来客があったときのために、玄関にスリッパを常備しているという方も多いと思いますが、スリッパをただ並べて置いておくだけですと、その分スペースを取ってしまいます。
出典: SEMPRE
ただのスリッパケースでもいいのですが、このような縦に差して並べておける収納グッズを使うと、見た目にもすっきりとして綺麗です。
縦に直立して収納できるので広いスペースは必要ないです。
スリッパひとつにしても、収納の方法で見た目が大きく変わります。
スリッパの収納グッズは家の印象をぐっと上げるコツのひとつです。
3.靴収納に役立つグッズの提案
一人暮らし用の賃貸では靴箱が小さいことが多く、意外に靴が置けないということもありますよね。
どうしても玄関にしか靴の置き場所がなく、靴箱が小さい場合には、同じサイズや形に統一したシューズボックスを並べて置くことで、オシャレに靴を収納することができます。
最近では100円ショップでもプラスチックのシューズボックスが売っていますので、比較的手に入れやすくなりました。
DIYで収納グッズを作るのは難しいと思っている方も多いですよね。
かといって、コストがかかりすぎるのも避けたいものです。
そんな時は、りんご箱やワインの木箱を使うのもひとつの手です。いくつか並べるだけで雰囲気が出ます。
ワインの木箱は酒屋さんでもらえる場合もありますし、インターネットでの購入も可能です。
また、写真のようなシューズボックスを重ねて使う方法もおすすめです。
大好きな靴をただ収納するだけでなく、どんなシューズボックスを選ぶか楽しみも増えますね。
冬物のブーツの収納方法
冬物の丈の長いブーツの収納は、女性にとって一番収納に困る靴ではないでしょうか?
ローカットシューズと比べると靴の高さが違うので、一緒に収納することによってチグハグな印象を感じてしまいます。
なので、シューズボックスやラックを別にするとしっくりした感じで収納ができます。
靴棚がない場合は、ちょっとしたシェルフやラックを買ってブーツを並べて置くのもいいですね。
4.まとめ 賃貸でもできる収納方法を工夫した素敵な玄関づくり
オシャレを楽しみたい人は、いろいろな種類の靴を持っていたいですよね。
靴を買ったはいいけれど置き場に困ってしまった。といったようなときは、収納方法を工夫してできるだけ綺麗に保てるような玄関作りが大切です。
一人暮らし用の賃貸だからと諦めないで、素敵な玄関作りを目指しましょう!