新生活、初めての一人暮らしを経験する人も多い季節。
引越しして、荷物を収めてみたら意外と少なく感じるのが収納ではないでしょうか。
今回は、洋服をディスプレイしながら収納できる、棚付きハンガーラックをDIYしてみました。
ハンガーには洋服を掛け、棚にはカバンや雑貨、植物などを飾って、見せる収納を楽しんでみてはいかがでしょう。
棚を外せば、スペースを取らずに畳むこともできます。
廃材を使っているので、コストも抑えめ!
今回も、リノベーションの設計・施工を行う工務店『ゆくい堂』が提供している廃材を利用しました。この廃材はリノベーションの現場で出た端材で、テイクフリーで提供されています。
材料
- 木材(集成材と丸棒以外は廃材を使用)
- ①集成材 350×1000×12mm 1枚 →ハンガーラックの棚板
- ②廃材 20×20×1000mm 2本 →①の棚板に背面に付ける板
- ③廃材 30×20×1500mm 4本 →ハンガーラックの脚
- ④廃材 30×20×1000mm 1本 →ラックの棚板を乗せる横板
- ⑤廃材 30×20×1040mm 1本 →ラックの棚板を乗せる横板
- 丸棒Φ18mm
- 鬼目ナット
- ネジ
- ビス
- 丸ノコ
- インパクトドライバー
- やすり
- 下穴用のドリルビット
- ノコギリ
- スケール
- 差し金
DIYレシピ・棚付きハンガーラックの作り方
1 木材をそれぞれ以下のサイズに切る
・集成材 350×1000×12mm 1枚
・廃材 20×20×1000mm 2本
・廃材 30×20×1500mm 4本
・廃材 30×20×1000mm 1本
・廃材 30×20×1040mm 1本
2 やすりをかける
3 切った棚板用の集成材背面両端に20×20×1000mmの木材をビスで固定する
4 ラックの脚(30×20×1500mm)の上部(上端から20mm)と下部(下端から100mm)にドリルで穴をあける
5 ラックの脚の横棒材(材料④30×20×1000mm、材料⑤30×20×1040mm)は小口にドリルで穴をあけ鬼目ナットを取り付けておく
6 脚材にザグリ加工をしておく
7 Φ18mmの丸棒を1000mmに切る
8 丸棒にドリルで穴をあける
9 あけた穴に鬼目ナットを取り付ける
10 丸棒と脚2本の上部をネジで留める
11 反対側も同じようにする
12 脚の下部にもそれぞれ横棒材と脚をネジで留める
13 棚板を乗せて完成!
棚付きハンガーラックの完成です。
廃材を使ったので、塗料の後が残っていたり、木の色味が微妙に違ったり、そんなところも”味”になるクラフト感あふれるハンガーラックになりました。
好きな色に塗るのもおすすめです。
棚板にはクツやカバン、おしゃれな雑貨などを飾って、見せる収納を楽しんでください!
Designer/Model:石坂健(株式会社ベアズ代表)
Videographer : 田川翔一
廃材協力:ゆくい堂
Place:ROUTE FURNITURE(東京都台東区東上野4-14-3 ROUTE COMMON BLDG2F)