この冬注目のモコモコ素材。今年は見た目が可愛くて、機能的にも暖かいモコモコアウターやセーターが人気です。
今回は、誰でも簡単に短時間でできる「うで編み」で、マフラーやストール・ひざ掛けにも使えるモコモコ素材のビッグマフラーをつくりました。
ファッションモデル・タレント・女優として活躍する西内さんが選んだのは、どんな色にも合わせやすいグレーの毛糸。早速、つくり方を見ていきます。
材料
極太毛糸150g 4玉
※ボリュームを出すために2玉を同時に使います。
DIYレシピ・うで編みモコモコマフラーの作り方
1)今回は初心者でも簡単に編める「メリヤス編み」で、2玉を重ねてビッグマフラーをつくっていきます。まずは、1段目の作り目をします。2玉の毛糸を重ねて、編む幅の4倍ほど(今回は50cm)の長さの毛糸をとります。
2)1)でとった部分から、手首より大きめの輪を作り、右手を輪の中に入れます。
3)2目めを作ります。糸玉側の糸を左手の人差し指に、親指に糸端側をかけて、
左手の親指にかかっている糸を外して、掴み出した輪に左手の奥から右手を入れて、糸端側の糸を左手の親指にかけます。
4)今回は10目編んでいくので、2目めの編み方を、あと9回繰り返します。出来上がりを詰まった編み目にしたい場合は、1目ずつぎゅっと絞るように編んでいくと良いでしょう。
5)2段目を編みます。右腕にかかっている毛糸を、左腕に移すことで2段目が編めます。
毛糸側にある糸を右手で掴んで、右腕の一番手首側にある毛糸の中に通し、
これを10目編んでいくと2段目が終了です。右腕と左腕の間を広くとって編むと、出来上がりの編み目が広がってしまうので、右腕と左腕をなるべく近づけながら編むのがポイント。
6)必要な長さまで、3段目・4段目〜と編んでいきます。途中で毛糸を使い終わったら、次の毛糸を固結びでつなげて編んでいきます。ざっくりした質感の毛糸を使う場合は、結び目は気にならないので固結びで結んで大丈夫。
7)最後の糸の始末をします。
1段編める分の毛糸を残して、2目めまで編みます。
8)編み目を整え、端が丸まってくるのを防ぐため、編地の裏側からアイロンのスチームを当てて完成です。毛糸が余ったら、フリンジを付けても可愛いです。
これからの季節に使える、ビッグマフラーが出来上がりました。西内さんは、カジュアルな服装にさっと羽織って防寒として使ったり、ブローチを付けてストールにするそう。
見た目よりも簡単にできて、テレビを見ながらでも編めるので、次は毛糸と一緒にファーを編み込んだり、真っ白の毛糸で編んで冬用のベッドカバーにチャレンジしたいと話してくれました。
工夫次第で、いろんなバリエーションのニット小物がつくれる「うで編み」。
毛糸があればできるので、まずはメリヤス編みからチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
●西内ひろ
福岡県出身。テレビ、ドラマ、CM 等でタレント、モデルとして活動。 福岡でスカウトされ、芸能界入り。2009トリンプイメージガール等。2010年からトルコ、ラスベガス、 ポルトガル等、30カ国旅にでる。2014年ミス・ユニバース・ジャパン 準グランプリ、トライアスロンや東京マラソンを4時間台で完走し、30ヶ国訪れるなどしてグローバル感やヘルシーライフなどライフスタイルを発信している。書籍「準グランプリ」2014年6月25日発売、宝島社。
〜私と旅の関係性〜『旅を続けるのは、枠に囚われない可能性が世界には満ち溢れているから。それを見ているだけで人生は180度変わるし、不可能を可能に変えられる力を与えてくれるよう気がします。』
Model:西内ひろ instagram
Designer:石坂健(MARU代表)
Videographer : 田川翔一
Place:ROUTE FURNITURE(東京都台東区東上野4-14-3 ROUTE COMMON BLDG2F)
文:石川歩