時計は部屋に一つ、どこからでも見える位置に置いておきたいインテリアです。
インテリアの中では小さなアイテムに思える時計。
つい気を抜いてしまいがちですが、時計一つで部屋の印象は想像以上に変わります。
今回は、インテリアとして時計を選ぶポイントと置く場所の考え方、そして実例をご紹介します。
1.掛け時計・置き時計を置く場所のポイント
インテリアとして時計を使う前に、時計をどのような場所に置くべきかについて、ポイントを絞ってご紹介します。
時計の置き場所・置き方について
時計の置く場所のポイントは大きく分けると3つあります。
「置く位置」「見やすさ」「部屋のインテリアスタイルとのバランス」です。
時計の見やすさは、目線の高さ、またはそれよりも上に置くことで見やすいとされています。
リビングやダイニング、キッチン、特にワンルームや1Kの場合は、普段生活するときに、どこから時計が見えるのが良いのかを考えて、置く場所を決めるのが良いでしょう。
また、部屋のインテリアスタイルと合わせたデザインを選択して、部屋に溶け込むようにバランスを調整しましょう。
掛け時計を置く場所のポイント
掛け時計には様々な形、大きさ、種類があります。
壁に貼るポスターや絵、観葉植物のように、掛け時計は見せるインテリアの一つになります。
そのため、部屋のイメージと合うようなデザインを選ぶように心掛けて時計を選びましょう。
掛け時計の場合は、ある程度高い位置に置けば、家具の妨げになりません。
ただ、絵やポスターなどが密集した位置に置くとごちゃごちゃとした印象を与えてしまうので、その他のインテリアとの位置関係を考えて置くようにしましょう。
置き時計を置く場所のポイント
出典: Re : CENO
置き時計はデザインによって、それ一つで十分に存在感のあるインテリアになるのが特徴です。
そのため、他の小物インテリアと合わせて、部屋のオシャレ度をアップするアイテムとしても使えます。
置く場所は、掛け時計が見えない場所、時間を確認しづらい場所に置くのが良いでしょう。
または、インテリアの一つとしてシェルフなどに置いている小物インテリアの場所に置くのもおすすめです。
2.時計をインテリアとして選ぶポイント
部屋のデザインと合わせた時計
出典: Re : CENO
部屋のインテリアスタイルには、「北欧」「ナチュラル」「モダン」「和風」」など色々なスタイルがあります。部屋のインテリアスタイルに合わせて、違和感が出ないように掛け時計、置き時計を選ぶことが大切です。
一番簡単なのは、部屋のコンセプトカラーと合わせることです。
木の家具が多い部屋であればブラウンを、モノトーンを意識したカラーであれば白や黒、灰色などの色味が合いやすいです。
また、色やデザインだけでなく、材質もインテリアと合わせて選べば、調和の取れた部屋へとコーディネートすることができます。
時計の大きさ選びのポイント
掛け時計も置き時計も、小さな物から大きな物までたくさんの種類があってデザインも様々です。
デザインが特徴的でオシャレな物、色合いが可愛い物などたくさんあります。部屋の空間に合わないような大きな時計などをオシャレという理由だけで選んでしまうと部屋のデザインを邪魔してしまいます。
また、控えめにしすぎると、今度は離れた位置から時間を確認できなくなってしまいます。
デザインだけにこだわって、時計が機能的に活かせないのであれば、時計の意味がなくなってしまいます。
デザイン性や調和だけではなく、時計のサイズも意識した時計選びが大切です。
デジタル?アナログ?その他の時計の機能
パッと見て一瞬で時間を把握できる「デジタル時計」が好きな方もいますよね。
デザインや大きさもさまざまで、部屋のスタイルに合わせやすい「アナログ時計」か、こちらもまた迷うポイントだと思います。
今は電波時計など時間を自分で合わせなくてもいい物、温度や湿度まで同時にわかる物まで、デザインだけでなく機能性の高い時計も多いです。
自分の好みも取り入れつつ、部屋のインテリアスタイルやサイズ、機能性とのバランスのとれた時計選びが重要です。
3.部屋のインテリアスタイルに合わせた時計の実例
部屋のインテリアスタイルに合わせた、時計インテリアの実例をご紹介します。
アンティーク、レトロスタイルな時計
ヨーロッパなどのホテルやレストランなどでよく使われているシンプルで、レトロな雰囲気のある時計です。
シンプルだからこそ、どんな部屋の雰囲気にもマッチしやすく、落ちつけるデザインです。
デザインがその部屋の雰囲気の邪魔をしないため、部屋のコーディネートが苦手な人でも使いやすい時計です。
複数の色があり、淡いミント色にすると、雰囲気も変わります。
明るく演出したい場合は白、シックなイメージをつくりたいときは黒がおすすめです。
複数の時計を組合せた個性的なデザイン
サイズの違う時計が連なった個性的なデザインは、シンプルな壁をあっという間に華やかにします。
文字盤のデザイン自体はシンプルなので見やすく、機能性も十分。
現在の時間と比較するように、残りの時計の時刻を海外の時刻に合わせれば、好きな国が身近に感じられるようで、時計を眺めるのが楽しくなりそうです。
歯車のように機械的なデザインと、レンガの壁になじむレトロな雰囲気がおしゃれな壁掛け時計。
ブルックリンテイストやインダストリアルテイストといった雰囲気の部屋と相性抜群です。
北欧インテリアに合う掛け時計
出典: Re : CENO
北欧インテリアや、ナチュラル系の家具が多い部屋であれば、フォルムがポップなデザインの時計もおすすめです。
こちらは、フォレストクロックと言って、森がイメージされた時計のデザインです。
文字盤もレトロでオシャレな一品です。
デザイン性があり、サイズはコンパクトかつ単色なのでごちゃごちゃとした感じがありません。シンプルにインテリアの一つとして部屋を演出できます。
壁にアクセントを取り入れたいと考えている人にもオススメの時計です。
4.まとめ 部屋づくりに時計選びは大切
部屋に一つは置きたい時計ですが、その一つで部屋の印象をガラッと変えるインテリアになります。
時計を選ぶ際に考えるポイントは「サイズ」「デザイン」「機能性」です。
部屋のスタイルや雰囲気が崩れないようにバランスを取りながら、自分好みの時計を見つけることが大切です。
時計を買い替える方や、模様替えを考えている方も時計選びの参考の一つにしてみてください。
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