秋にさしかかり過ごしやすい日も増えてきました。天気がいい日は、部屋の中で過ごすだけでは勿体ないような気分に。そんなとき、おもむきを変えてバルコニーで過ごしてみてはいかがでしょう。バルコニーは外の空気を感じながらもプライベートな時間を満喫できる絶好のスペース。ここでは、バルコニーのインテリアやレイアウトを紹介します。
バルコニーはもうひとつの部屋
海外では、バルコニーをセカンドリビングとした生活空間の一部と捉えて時間を過ごすライフスタイルが人気です。最近は日本でも、バルコニー=(イコール)洗濯物を干すという使い方だけではなく、ガーデニングをしたり、バルコニーに家具を置いてリラックスタイムを過ごしたりする人も増えてきました。「バルコニスト」なんていう言葉があるほど。
バルコニーで植物を育てたり、収納スペースを作ったりするのもいいですが、もうひとつの部屋のように日常的に使えば、生活の幅が広がります。テーブルとイスを置けば、外の空気を感じながらのんびりと読書や、お茶の時間を楽しむことができます。休日には、お気に入りのランチョンマットを敷いて、ゆったり朝ごはんを楽しむというのもいいですね。
楽しめるのは休日や日中だけではありません。ライティングを工夫すれば、リラックスした夜の時間も過ごすことができます。夜景を見ながらお酒を楽しむなんていうのも素敵。キャンドルや間接照明をうまくレイアウトすれば落ち着いた大人の空間になります。
最近では、インテリアショップや大型家具店にも専用のコーナーがあり、バルコニー用の家具が充実しています。専用の家具ならば防水機能などもあり、屋外に置いても安心です。コンクリートの床が多いバルコニーですが、好みのインテリアに合わせて、敷き詰めるだけのウッドパネルや人工芝でDIYするだけで印象が変わります。カラフルなラグマットを敷くのもおすすめ。バルコニーをもうひとつの部屋として自分好みにコーディネートしてください。
ただしマンション では、バルコニーは共用部分とされていることが多いもの。利用者に占有使用権があることがほとんどですが、トラブルを防ぐためにも利用規約をきちんと確認して、事故がないように楽しむことが大事です。
魅力的なバルコニーレイアウト
せっかくなら、好きなインテリアを詰め込んだバルコニーにしたいもの。ここでは様々なバルコニーのレイアウトを紹介します。
お気に入りのグリーンを飾ったバルコニーは自分だけのガーデンカフェのよう。小ぶりなテーブルとイスが一脚あれば十分楽しめます。お気に入りのファブリックを持ち込んで、リラックスして読書タイムもいいですね。
リラックスタイムにはぴったりのハンモック。バルコニーに置けば、まるでリゾートにいるような気分があじわえそうです。お気に入りのクッションも準備して、ハンモックで風を感じられたら最高の休日に。
こんな広めのウッドデッキバルコニーなら、いろいろなことができそう。パラソルを広げたり、夏にはプールを楽しんだりと、親子の時間も楽しめる場所になりそうです。等間隔に配したライトがインテリアに。
広々としたバルコニーには、ソファを置くのがおすすめです。バルコニー用のソファなら、防水機能があり、温度変化への耐久性も強いので、屋外に置いても安心。いつにも増してのんびりした時間が過ごせそうです。
スペースがあまりないバルコニーでも、テーブルセットとグリーンを置けば、落ち着いたカフェのような雰囲気に。
カラフルな家具や雑貨を置いたポップなバルコニーで過ごす時間は、気持ちも上げてくれそうです。食器やラグマットも思いきりカラフルにしてみては。自宅に居ながらにしてピクニック気分があじわえます。
ウッドパネルを敷き詰めた床に壁も合わせて、ナチュラルなバルコニーの完成です。収納つきのこんなベンチソファがあれば、すっきりして快適に過ごせそうです。
屋外用のコンパクトなガーデンチェアとテーブルのセット。お花を眺めながらゆったりお茶をしたり、食事を楽しむことができます。折りたためるチェアとテーブルのセットを選べば、持ち運びしやすく、寒い時期には畳んで片付けることができるのでとっても便利です!
バルコニーに似合うデニム地のロッキングチェア。お気に入りのクッションやブランケットを一緒に持ち込んで過ごせば、その心地良さについウトウトしてしまいそうですね。
好きな花を育てるバルコニーは狭いながらも自分だけの庭。こんなバルコニーにはぜひテーブルセットを置いて。草花に囲まれて飲むお茶は、部屋の中とはひと味違うかもしれません。
バルコニーはセカンドリビング
バルコニーはゆったりと過ごすことができて、非日常も味わえるもう一つのリビング。上手に生活に取り入れることができれば、日常が今より少し楽しくなりそうです。
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