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大好きなアンティークと優しい白に囲まれた開放感満点の部屋づくり|こだわりの部屋づくりvol.8

目次

お気に入りのインテリア、手作りの家具、居心地の良さを追求したリノベーションなど、住まう人の理想が詰まった「こだわりの部屋づくり」についてご紹介するこちらのシリーズ。

今回ご紹介するのは、東京都目黒区在住のmikarao8087さんの部屋です。部屋に入った瞬間、存在感のあるドレッサーが出迎えてくれます。全体的に白の色調で整えられていて、開放感もたっぷりです。今回は、春の爽やかな風を感じられるクリーンな雰囲気に包まれたmikarao8087さんの部屋づくりを見ていきましょう。

【mikarao8087さん】
年齢:32歳 仕事:事務職
「学生のときに上京してから、一人暮らしをしています。引越しはたくさんしていて、今の部屋で5回目です。趣味はインテリアショップ巡りで、休日は目黒通りや自由が丘にあるお気に入りのインテリアショップを見て回り楽しんでいます」

【住んでいる物件】
mikarao8087さんが住んでいるのは、目黒区にある1K(8畳)の部屋です。駅前にはどこか懐かしさを感じる商店街があり、街全体がほっとできる空気に包まれています。

「今の部屋に引越しをする前もこの街で10年くらい住んでいます。お気に入りのポイントは、駅近の物件が豊富なことと、駅前の商店街です。あとは、大好きなインテリアショップ巡りがしやすい場所であることです。中目黒や自由が丘にも出やすいので、ずっとここに住みたいと思っています」

1. コンセプトは白をベースにした清潔感ある部屋

明るく開放的なmikarao8087さんの部屋は、壁や床も白で、窓まわりも含め、全体的に白の家具・インテリアが中心となっています。清潔感があり、明るく開放的なのが印象に残ります。

この部屋は、全体的に白いトーンで統一しています。以前は暗いトーンの家具も置いていましたが、圧迫感がある上に全体の雰囲気が重くなったので、部屋に帰ってくるたび、なんだか暗い気分になりました(苦笑)。試行錯誤の末、今の白ベースに落ち着きました

お気に入りのアイテムはbinaのライリードレッサー

お気に入りのライリードレッサー

ライリードレッサー:bina

白が中心のシンプルな部屋で、大きなポイントになっているのが、ドレッサーです。アンティークの木材でつくられていて、前面の引き出し部分の木目が自然な風合いでとても魅力的です。

自然の木材でつくられているアンティーク物なので、木目や色の風合いがひとつひとつ微妙に異なります。このドレッサーは、購入してから実際に届くまで、どんな風合いなのかはわからなかったのでどきどきしました。でも、そんな一期一会のワクワク感も楽しみの1つです

アンティークのドレッサー

アンティークだと、匂いや清潔感が気になる方も多いと思いますが、このドレッサーはそのようなこともなく、安心して使えています。というのも、古い木材は前面部だけなので、周囲の枠組み部分は新品の木でつくられています。だから、清潔感が気になる私でも大丈夫でした

カーテン

ライトグレーのカーテンスタンドライト

カーテン:KEYUCA/スタンドライト:ニトリ

カーテンは白に近いライトグレーで、重くならず、明るい窓まわりを演出しています。カーテンは面積が大きい分、その色で部屋全体の雰囲気が大きく左右されます。カーテンの色選びも、理想の部屋づくりに大切な要素になります。

カーテンは壁の色に合わせて、引越しをしてからすぐに選びましたが、色は非常に悩みました。このカーテンにたどり着くまで、たくさんのショップのサンプルを見て回りました。KEYUCAで購入しましたが、何百種類というサンプルがあって、チェックするのも大変でした。でも、苦労した甲斐あって、理想の色にたどり着けました

ベッド

グレーのカバーをかけ

ライトグレーのカーテンと統一感を出すために、グレーのカバーをかけています

テーブル

白い清潔感のあるシンプルなテーブル

テーブル:MOMO NATURAL

テーブルも、白い清潔感のあるシンプルな物です。

最初はシンプルすぎてどうかな?と思いましたが、インスタグラムで似たテーブルをとてもオシャレに使っている方を発見しました。その方を参考に部屋づくりをしていくと、シンプルすぎるかな?と思っていたデザインも、今はお部屋の雰囲気に合っているのでお気に入りです

キッチン

スッキリとしたキッチン調理器具スタンド

調理器具スタンド:フランフラン

今の部屋に引越しをしてから、本格的に自炊を始めたというmikarao8087さん。

以前は、できあいのお惣菜で済ませることが多かったです。でも、あるときにふと『自分でお味噌汁つくってみたい』と思いました。それから、自分で調理器具を徐々に揃えて、自炊を始めました。今ではお味噌汁のほかにも、いろいろな料理に挑戦しています

自炊を始めてから、料理が楽しくて仕方ないと語るmikarao8087さん。「寒い季節には、豚汁なんかも美味しいですよね」と嬉しそうに話してくれました。
こちらは、mikarao8087さんのお気に入りの器です。
お気に入りの器1お気に入りの器2お気に入りの器3

2. 細かい物にもこだわりを!見た目もかわいい消耗品類

キッチンやバスルームのディスプレイにこだわるとき、なにかと扱いに困るのがシャンプーやボディーソープ、歯磨き粉などの消耗品です。見えないように隠したり、別のオシャレな容器に移し替えたりと、いろいろと工夫を凝らしている人も多いはず。「私は消耗品もパッケージ込みでセレクトします」と話すmikarao8087さん。ここからはそんなmikarao8087さんならではのこだわりの消耗品をご紹介します。

キッチン

万能なパッケージ

ハンドソープ:エコストア

エコストアの物はどれもパッケージがシンプルで、部屋全体の雰囲気を邪魔しません。白ベースなので、どんなインテリアにも合う万能なパッケージだと思います

オシャレなパッケージの消耗品

洗剤類:エコストア

毎日使う物だからこそ、いちいち容器を移し替えるのは面倒で、手間がかかってしまいますよね。その点、最初からパッケージ込みでお気に入りのブランドを見つけておくと、統一感も出るし、手間もかかりません。エコストアの物は中身もナチュラル志向でつくられているから、その点も安心して使い続けられるポイントです

洗面台

インテリアの邪魔にならないパッケージ

歯磨き粉:MARKS&WEB

先ほどのエコストア同様、白ベースのパッケージはインテリアの邪魔にならず、そのままでも十分にオシャレな雰囲気を演出してくれています。
オシャレなパッケージのボディソープ

ボディーソープ:MARKS&WEB

オシャレなパッケージのシャンプー

シャンプー・ボディーソープ:MARKS&WEB

ボディーソープは、エコストアとMARKS&WEBを、その日の気分によって使い分けています

細かな消耗品類も、パッケージ込みで選ぶことがmikarao8087さんのインテリアの大きなポイントでした。

「消耗品を収納する場所がない」「そのまま並べるのも嫌だけど、いちいち入れ替えるのも面倒…」など、お困りの方は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

3. 部屋づくりの過程

引越しを何回か経験しているmikarao8087さん。大物家具は前の部屋からもってきた物が多いので、それと壁や床の白に合うように、部屋づくりをしていきました。

部屋づくりの過程:花を取り入れる

mikarao8087さんは新しいインテリアを購入した際に、花を取り入れています。

①編みかご
インテリアとして使える編みかご編みかごは収納だけでなく、キャンドルや花を置くインテリアとしても活用しています。

②トタンボックス
メタリックな質感のトタンボックス無印良品のトタンボックスで、メタリックな質感をポイントで取り入れています。よりすっきりとした印象になります。

トタンボックスの上には、花を飾っています。部屋にグリーンがあると、癒されますね

これからの部屋づくり

今後、欲しい家具・インテリアは、1人掛けのソファですね。のんびり腰掛けて、大好きなテレビをみてゆったりと過ごしたいです。色はやっぱり白です。明るい色なら、サイズの大きい家具でも取り入れやすいのが魅力ですよね

4. 収納について

収納については物を増やさないために、衝動買いはしないよう心掛けています。欲しい物を見つけたときも、必ずいちど家に帰って、よく考えてから購入します

クローゼット

クローゼット収納

クローゼットのスペースは限られているので、衣類に関してはレンタルスペースも活用しています。シーズンオフの物は一度クリーニング屋さんやレンタル収納サービスさんに預かってもらって、使用する時期になったら入れ替えをします

ドレッサー

洋服を収納したドレッサードレッサーの中は、洋服を収納するのに活用しています。

編みかご

通気性の良い編みかごタオル類は通気性の良い編みかごの中へ収納しています。

キッチン

キッチン収納キッチンの収納スペース。100円ショップセリアのボックスを使い、こちらも白を中心にすっきりと収納されています。
シンク下の収納スペースシンク下の収納スペース。食器類や鍋などを仕舞っています。

5. 趣味や休日の過ごし方

休日は部屋で過ごすよりも、友達と外へ出かけることが多いというmikarao8087さん。どのように過ごされているのでしょうか。

書道

書道が趣味で、小学生のころから今に至るまで、細く長く続けています。硯で墨を磨るときの、墨の香りがたまらなく好きです。書道をしていると、心が落ち着きます。多いときで週に1回、書道教室に通うのがライフワークですね

料理

この部屋に住んでから本格的に料理をするようになって、今では大好きな趣味のひとつです。最初はお味噌汁をつくるところから始めました。美味しいお出汁やお味噌を取り寄せたりしています。今ではお味噌汁以外のレパートリーも増えました。器も、好きな陶芸家さんの物をこだわって揃えています

趣味のひとつ、料理

美味しいお店めぐり

外食も好きなので、友達と一緒にイタリアンや韓国料理などをよく食べにいきます。辛い物は苦手ですが、韓国料理は大好きです。チヂミやスープなどあまり辛くない料理を選んで食べています。美味しいお店が近いのも、このエリアの魅力です

6. これから部屋づくりを始めたい方へ

メインカラーをまず初めに決めて、全体の統一感を意識するのが心地いい部屋への第一歩だと思います。個性が強い家具はパッと見は魅力的に見えるかもしれませんが、何回か引越しをして、家具を買い替えた経験からすると、飽きるのも早いです。シンプルだからこそ長く愛される物があると思うので、そこまで意識して家具を選ぶのがポイントです

個性的な家具はピンポイントで取り入れるからこそ、長くいい関係が築けるのかもしれません。あくまで基本はシンプルベースに揃えて、個性的なドレッサーをうまく取り入れたmikarao8087さんだからこそのアドバイスです。

もし個性的な家具を試してみたくなったら、今は家具のレンタルサービスもあります。一定期間レンタルして部屋に取り入れてみるといいと思います。実際に置いてみないとわからないこともありますし、部屋との相性を確かめるのにオススメしたい方法ですね。実際に購入するかどうかは、それからでも決して遅くはないですから、焦って決めずに、ゆっくり試してみることが大切です

清潔感のある空間

一人暮らしの部屋を帰って寝るだけの場所にしている方も多いかとは思います。でも、せっかくの一人暮らしです。ぜひ、帰ってきたくなるような、ワクワクする素敵なお部屋づくりにチャレンジしてみてください

※mikarao8087さんのインスタグラム

アカウント名:mikarao8087
インスタグラムは見るのも投稿するのも大好きだというmikarao8087さん。お気に入りの1枚には、お花とアロマの風景の写真を選んでくださいました。
お気に入りの写真
mikarao8087さんのInstagramを見る

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