自分だけの城作り! 快適に過ごすための一人暮らしインテリア・家具の選び方

一人暮らしを始めるにあたり、インテリアや家具を新調して部屋のイメージを自分好みのものにしたいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、インテリアや家具の選び方について、どのようなカラー、材質、配置にするとバランスの取れた過ごしやすい室内になるのか、分かりやすくご紹介します。

■目次
1. 一人暮らしのインテリア・家具配置に重要なこと
2. インテリアスタイルの種類
3. まとめ

1.一人暮らしのインテリア・家具配置に重要なこと

インテリアや家具を選ぶ際に以下の5つポイントを押さえておくと良いでしょう。

・色合い
・デザイン
・質感
・サイズ
・レイアウト

これらの項目を押さえておくことで、まとまりのある居住空間をつくりだすことが可能です。

色合い

色合いは、室内をデザインするうえで最も重要な要素です。以下の項目を意識してみましょう。

・基本カラーの選択
・部屋の方向
・配色のバランス
・トーンを変えた同系色で統一感を演出
・コントラストが大きいカラーの組み合せはまとまりにくい
・アクセントカラーはコントラストの大きいカラーがおすすめ

色の使い方で大きく部屋の印象が変わります。

基本カラーの選択

カラーには、有彩色と無彩色があります。有彩色とは、赤、黄、青の3原色を混ぜてできたカラーのことです。これらには、さまざまなカラーがあります。無彩色とは、白、黒、灰色を示します。有彩色を組み合せたインテリアでは、温かみややわらかな雰囲気のある室内を、無彩色を組み合せたインテリアは、無機質で落ち着いた室内を演出することができます。
自分がどのような部屋のイメージにしたいかをあらかじめ決めてから、インテリアのカラーを決めるのが統一感のある室内にするコツです。

赤が中心だと温かみのある部屋になります

有彩色でインテリアを組み合わせた室内の例です。床と壁のライトブラウン(ベージュ)で温かみのある室内を演出することが可能です。また、緑を加えることで、自然にある木の色を再現し、自然の中に居るような空間をつくりだします。

無彩色はさっぱりとした印象を与えます

無彩色でインテリアを組み合わせた室内の例です。黒は気品、白は清潔感を与え、無機質でモダンなイメージの室内を演出します。

部屋の方向

部屋の基本カラーを選定する際に窓の位置(日の差す方向)を考慮すると、部屋のイメージカラーを決めやすくなります。太陽は東側の空から昇ります。朝(午前中)の光は比較的青系の光です。この青系の光は部屋をクールで涼しげな雰囲気にします。この場合、部屋が涼しげな配色のインテリアだと、クールで涼しげな雰囲気が助長されます。従って、東側、北側から日が差す部屋は、クールで涼しげな雰囲気を打ち消す比較的明るめのカラーにするのがおすすめです。一方で、南側、西側から日が差す部屋は、午後の太陽により温かい光が差し込みます。このため、この温かさを助長しすぎない少し暗めのインテリアを置き、涼しげのある配色にするのがおすすめです。

配色のバランス

インテリアのカラーの配色の割合は7:2.5:0.5(70%、25%、5%の割合)にするのがおすすめです。これは、70%をメインとなる壁と床、25%をカーテンやドアなどの比較的大きめのインテリア、残りの5%をアクセントのための小物のインテリアで配置・配色することで、バランスの良い空間を実現できます。

ホワイト、ライトブラウン、グリーンのバランスの取れた配色

この例では、メインカラーであるホワイト(白)を床と壁の色としその割合を約70%、ライトブラウンのラグ(マット)、観葉植物のカゴなどで約25%、観葉植物で約5%のグリーンを配色したイメージです。この配色によりバランスの良い室内が演出できます。

トーンを変えた同系色で統一感を演出

トーンの強弱がわかるカラーパレット

図はカラーパレットを示しています。上下方向は色のトーンの強弱を示しています。左右方向は、類似色が並んでいます。トーン違いの同系色と類似色を組み合せることで、統一感のある室内を演出することが可能です。この組み合わせは、合わせやすく失敗の少ない組み合わせになります。

トーンの強弱の違いを利用したインテリア

無彩色(モノトーン)系の類似色とトーン違いのインテリアを組み合せた例です。同系色を組み合せることで統一感のある室内を演出することが可能です。

ブラウンのトーン違いでレイアウト

有彩色のブラウン系の同系色とトーン違いのカラーのインテリアを組み合せた例です。

アクセントカラーはコントラストの大きいカラーがおすすめ

コントラストの対比がわかりやすいカラーパレット

画像はカラーパレットといい、円の反対側に位置するカラー同士は、コントラストが大きいカラーです。例えば、グリーン系に対して反対側にあるレッド系のカラーは、コントラストの大きい組み合わせということです。

コントラストが大きいカラーで作られた空間は、落ち着きのない印象を与えます。コントラストの強いカラーを使う場合は、配色のバランスを考えて、どちらかをメインカラーにし、もう片方をアクセントカラーにすることでバランスの良い配色が可能です。

黒のアクセントが空間を引き締めています

この例では、白が70%でイエローが25%の例です。カラーパレットの対照ではないですが、白と濃い色も同じようにくっきりとしたコントラストを表現することが可能です。

コントラストの大きいカラーのインテリアを少ない割合で配置することで、バランスの良い室内を演出しています。

またブラックを5%入れることで、膨張色が中心でも締まりのある空間になっています。

デザイン

直線的なデザインは、室内をシャープでモダンなイメージにします。丸みがあるデザインは、室内をやわらかいナチュラルなイメージにします。希望するテイストに合わせて選びましょう。

質感

質感とは、インテリアの性質を示したもので、材質や表面の光沢などのことです。天然の木材を使用したインテリアは、室内をやわらかい雰囲気にし、光沢のある金属的な材質は、無機質な空間を演出することが可能です。

サイズ

高さや奥行きもインテリアを選ぶ上では重要です。それぞれの大きさを揃えることですっきりとした印象になるだけでなく使いやすくもなります。

高さ

インテリアの高さを揃えると比較的まとまりがある部屋にできます。高さを合わせるインテリアは、その部屋のメインとなるベッド、ソファ、テーブルなどです。これらのインテリアを購入する際は、高さを合わせるように心がけてください。特に一人暮らしの部屋では、居住空間も狭くなることが多いため、高さの低いインテリアがおすすめです。

奥行き

複数の奥行きが異なるインテリアを並べると、直線的なまとまりがなくなり繁雑な雰囲気になります。一人暮らしの部屋であれば、壁一面につき1つのインテリアとし、収納用の棚などが複数ある場合は、買い換えて1つにまとめるのがおすすめです。イメージとしては、壁の一面ごとに、ベッド、ソファ、テレビなどとするレイアウトです。

レイアウト

一人暮らしの部屋では、寝る・くつろぐ・食べるという行動を限られたスペースで行う場合があります。まずこれらの行動別に、エリアを分割するのがおすすめです。例えば、壁一面ごとに、睡眠するためのベッド、くつろぐためのソファなどを置き、食べるためのテーブルは部屋の真ん中に配置します。配置する際に気を付けることは、動線上に家具などを置かないことです。動線とは人の動くルートを言います。例えば、調理を行うキッチンエリアに行くのに、テーブルを避けて行かなければならない配置にした場合、ストレスを感じます。できるだけ関連性の高いインテリアを近くに配置し、動線上にインテリアを置かないようにしてください。

2.インテリアスタイルの種類

北欧ナチュラルテイスト

北欧風の室内は、温かみのあるナチュラルウッド系のインテリアを置きます。カラーは、白(ホワイト)、ライトブラウン系を基調とし、アクセントにモノトーン系のラグ(マット)を使用しています。アクセントに観葉植物などを配置することで、全体的に落ち着きのある室内を演出しています。北欧諸国では、寒く長い冬の間、長時間室内で過ごすことが多いため、長時間過ごしても疲れることがないシンプルなインテリアの組み合わせが過ごしやすい(居心地の良い)空間をつくりだすと考えられています。

木目を利用した家具が目に優しいナチュラルスタイル

爽やかテイスト

白を基調としたインテリアでまとめた室内は清潔感を演出します。白のイメージは、クリーン、シンプル、純粋など、ポジティブなものが多く、女性が好むカラーでもあります。白の特徴は、光を最も多く反射するため室内が明るくなることです。窓が小さい一人暮らしの部屋でも、明るく感じさせてくれる効果があります。また、その他のインテリアの色と組み合わせやすい色です。

白は、厳密にすべての白が同じわけではなく、赤や黄色などの暖色系の色が混ざったもの、青などの寒色系の色が混ざったものに分けられます。この混ざった色の違いにより、室内のイメージが温かくなったり、クールで涼しげなイメージをつくりだしたり、印象を変えることができます。

白を中心とした明るい印象の部屋

暖色系の白を使ったテイスト

赤、黄色などが混ざった暖色系の白には、ベージュやアイボリーなどがあります。これらの色は白が持つシンプルなイメージのまま、空間にやわらかな印象を与えます。このような白は、青みがかった日差しが入る東側、北側から光が入る部屋におすすめです。

ベージュやアイボリーは柔らかい温かさがあります

寒色系の白を使ったテイスト

白でも、透明感のある白は、青などの寒色系の色が混ざっていて、クールでシャープなイメージの部屋になります。ブルー系のアクセントカラーに調和します。このような部屋は、やわらかい(暖かい)光が差し込む、南側、西側の部屋におすすめです。

青系は涼しいイメージを与えることができます

グレー系を使ったテイスト

グレーが混ざった白をメインカラーとして使っています。青系の白と同様にクールなイメージに仕上げてくれます。グレーが混ざった白は、寒色系の青、グレー系のカラーと調和します。これらのカラーはクールな部屋のイメージになるため、青系の白の場合と同様に、南側、西側の柔らかい光が入る部屋におすすめです。

グレーを中心としてさっぱりとした印象のレイアウト

グレーに青いカーテンで入ってくる光が柔らかく見えます

パステル系テイスト

パステルカラーを使ったインテリアを使うことで、明るい雰囲気の室内を演出することが可能です。パステルカラーが好きな方にはおすすめの配色です。

パステルカラーは、人の心を明るくさせ、疲れを取る効果があるといわれています。自分には派手すぎると思われる方もいるかもしれませんが、心機一転、部屋の模様替えや引越しをする際に、パステルカラーのインテリアを採用するのも新しいスタートにぴったりです。

青に白を加えることで可愛らしい印象に

アメリカンテイスト

アメリカンスタイルのインテリアもおすすめです。アメリカンスタイルといっても、その種類はさまざまです。ここでご紹介するスタイルは、ヴィンテージ風、レトロ風のインテリアを使用したデザインです。床を温かみのあるブラウン系とし、ソファを女性が好むパステル系のカラーにしました。同系色であるブラウン系とピンク系を配置することで、温かみのある室内を演出できます。カーテンのカラーも、ソファと同系色のピンク系にすることで、やわらかいイメージをつくり上げることができます。アメリカンスタイルというと男性が好むイメージでしたが、女性向きのアレンジをすることで、落ち着いた雰囲気ながらもやわらかいイメージをつくりだすことが可能です。

ブラウン系とピンク系は意外と相性が良いです

ファクトリーテイスト

シャープなイメージのモダンスタイルは大人かっこいい

男性に好まれるファクトリーテイスト風の部屋も都会的な女性にはおすすめのインテリアです。ファクトリーテイストは、黒や濃い茶色系のカラーを使い、アイアンと木の組み合わせで、工場のような雰囲気をつくりだします。古材などを使うとより雰囲気が出ます。今まで、ナチュラル系や北欧系のインテリアを使っていたけれど、少し雰囲気を変えたいなという方には、おすすめのインテリアです。

3.まとめ

いかがでしたか。今回は、一人暮らしのインテリアに焦点をあててご紹介させていただきました。引越し後、新たにインテリアを購入して部屋づくりをしようと考えている場合や、部屋の模様替えをする際のポイントになることは、まず最終的な部屋の仕上がりイメージをることです。この仕上がりイメージに合わせて、インテリアの色、デザイン、サイズを決めることで、最終的な部屋の完成度があがります。ぜひ、参考にしてみてください。

LIFULL HOME'S DIY Mag編集部

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