整理・収納

オシャレな部屋づくりはベッドの収納から!ベッドの種類や活用方法

目次

特に1K、ワンルームの物件では、ちょっとしたスペースの利用法で空間の印象がガラリと変わってきます。
皆さんは、どこに気をつけていますか?
目につくところばかりを工夫しても、劇的な変化は望めません。
一番のオススメはベッドの収納です。

今回は、その種類や活用法についてご紹介したいと思います。

1.ベッドルームの収納について

服やかばんで乱れやすいベッドルーム

ベッドルームは個人的なものを配置することが多いため、衣類・本・趣味の道具・その他備品などを収納している人も多く、一つ間違うと倉庫や物置きのような状態になってしまいます。

くつろげる空間にしたいベッドルームが、ごちゃごちゃと倉庫のようになるとがっかりしますよね?

収納づくりにはたくさんの方法があります。グッズ類であれば棚やカゴ、衣服関係はハンガーラックなどでスペースを作れる場合が多いです。

ただいたずらに収納グッズを増やしても部屋の中がごちゃごちゃとした印象になりやすく、すっきりとした空間にしたいのに逆に圧迫感のある部屋になってしまっては意味がありません。

ベッドルームの収納ポイントとしては、できるだけ空間を活かしきることです。一番場所を取ってしまうベッドや布団。特にベッドを利用した収納がポイントになります。

ベッドや布団は部屋の中で一番場所を取っています。ベッドでは、ベッド周り、ベッド下のデッドスペースを生かした収納づくりをするのが有効です。ベッド下やベッド周りに収納、もしくは収納スペースがあるベッドを選ぶとスッキリと収納できます。

脚の高いベッドだとカゴや箱を置けるスペースができるので、そのなかに衣類や小物、雑貨を入れて収納できます。ベッド下を利用する利点は見た目に収納だとわかりにくいこと。ごちゃごちゃとした印象を消してくれます。

部屋の雰囲気や空間を邪魔しにくいので、箱のサイズやデザインを選ばずとも収納を増やすことができます。もちろん、あえてオシャレなこだわりの箱を用いてインテリアの一つとしても利用できます。

ベッド下の収納は服を入れるのに便利

ベッド下に収納機能が付いているベッドを購入するのも有効です。引き出しタイプやベッド下そのものが大きな物置きのように収納できるものまであります。

ベッド横・ベッド周囲にインテリアを配置して、収納スペースを増やすという方法もあります。ちょっとした小物や本をベッド脇の収納スペースに置くのも素敵です。

収納機能だけではなく見た目も華やかに

2.ベッドが本当に良い?ベッドと布団のメリット・デメリット

一人暮らしで「布団」を使っていてものが増えてくると、収納場所に困り、そろそろベッドにしようかと考えていませんか。

ベッドと布団のそれぞれのメリット・デメリットを比較してご紹介します。

ベッドのメリット

片づけられないのはメリットでもあるベッド

ベッドのメリット、それは片付けなくて良いところです。布団の収納が無い分、時間短縮となります。

社会人で仕事がある人は、毎日の朝の布団の上げ下げだけでも手間になります。そのため、この布団の上げ下げを楽にしたい、という人は多いです。

さらに、寝るときもそのままベッドが使えますので、夜遅く帰ってきてもすぐに就寝できる環境が作れるところもベッドのメリットの一つです。

また、寝る環境も布団とは大きく違います。

掃除をしっかりと行っていても、ハウスダストが舞ってしまうことはよくあります。特に床から数10cmはホコリが舞いやすいゾーンとなっていて、ハウスダストアレルギーがある人は注意しておきたいところです。しかし、ベッドだと床から30cm程度は浮いた状態で眠ることができます。

ベッドのデメリット

ベッドの安定感は移動という点ではデメリットにも

ベッドでのデメリットで多く聞かれるのが、場所を取るということです。ベッドフレームの大きさにもよりますが、ベッドは常にその場所にあるもの。そのため、スペースを占領してしまうデメリットがあります。

また布団に比べると移動が大変です。ベッドは一度場所を決めてしまうと簡単に移動できませんので少し配置換えをしたいというときに不便を感じてしまいます。特に女性の一人暮らしでは注意したいところです。また、完全に処分するときに処分費用がかかる場合もあります。

このコストに関しては、布団よりもベッドの方が高くなる傾向にあります。

布団のメリット

自由に動かせる布団

布団の大きなメリットは、場所を選ばないことです。通常、部屋にベッドを配置しようとすると、ベッドフレームの大きさによって、縦横、スペースを細かく把握しておかないといけませんし、ある程度場所をとってしまうことになります。

しかし、布団の場合は収納しようと思ったら手軽に押し入れに入れておけますし、場所も布団のスペースさえあればOKです。

また、毎日収納することで生活にメリハリが生まれることにメリットを感じる人もいます。布団を収納しておくことで、スペースが確保できる点についてもメリットとして大きいところです。

布団のデメリット

地面に近いのはメリットでもありデメリットでもあります

先ほど話した布団の大きなメリットである収納機能。手軽にたたんで押し入れなどに入れて置けるのですが、この収納が手間、と考える人もいます。また、寝るときに床面に近いためにこまめに掃除しておかないと、ホコリなどがたまったりしたときなどは気持ちよく就寝できません。通気性も保てないので、こまめに洗濯したり天日干ししたりとメンテナンスにも気を使うことになります。休みの日は頻繁に外出したいと考えている方にとっては、ちょっと億劫に感じてしまうかもしれません。

片付けが面倒臭いと思っている人は、万年床となってしまって不潔な状態で布団を使用してしまうことも。手軽さが反対に仇となってしまうので、きちんと管理できないと布団のデメリットが大きくなってしまいます。

収納スペースもできるベッドの方がおすすめ

収納ができるベッド

今は女性も一人暮らしをして夜まで働くという人が多くなっていますので、後片付けに負担がないベッドを使ったほうが、メリットが大きいです。

また、可愛いフレームやシーツも色々と選べますし、収納などの機能的な部分を考えてもベッドがおすすめです。

3.ベッドは収納があった方が良い?そのメリットとデメリット

ベッドを選ぶときのポイントはデザインや大きさばかりではなく、その収納機能についても考えておきたいです。

収納があるかないかで、ベッド自体の使い方も変わってきますので、購入を検討するときに、しっかりとメリット・デメリットを把握しておきましょう。

ベッド収納が無い場合のメリット・デメリット

部屋のテイストが決まってないならベッド下はあえて後回しでもよいでしょう

出典: Re:CENO

ベッドにもいくつか種類があり、低床ベッドやそもそも脚がついていないローベッド。こちらを選択した場合は、ベッド下の収納はできません。収納を求めるならこれは問題外です。

ベッド下に収納を作ろうと思うと、ある程度の空間づくりが必要になります。そのため、なるべくベッドの脚が高いものや、高さが調整できるものを選ぶのがポイントです。

また、あえて収納付きのベッドではなく空間をあけておけば、あとあと自分で収納をデザインすることもできます。

一番手軽なのは収納ケースを置くこと。今は様々な形の収納グッズが販売されていて、ボックスタイプであればキャスターが下面についていて取り出しやすさも追求されているものが多いです。

また部屋のデザインに合わせてオシャレなボックスを用いて収納をデザインすると、見た目も機能性も優れた収納ができるようになります。

箱を変えるだけで雰囲気も変わってきます

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ベッド収納がある場合のメリット・デメリット

ベッド下収納は空気がこもり、カビなどの原因になることも

出典: Re:CENO

ベッド下に備え付けの収納がついているタイプも多くあります。ベッド収納がついているタイプのデメリットは、通気性が悪く、湿気がこもりがちという点にあります。

しかし、今はマットレス自体の通気性が良いものも多く、収納部分にも通気性が保てるような作りになっているものも多いです。

また、ベッド下が完全なクローズドの状態になることで、見た目に重い印象を与えてしまうこともあります。デザイン性も加味してベッドを検討する場合は、圧迫感を与えてしまわないようにベッドルームの雰囲気と調和したベッドを選ぶ必要があります。

ベッド収納付きの場合は、デザイン性が統一されるので、収納のデザインとベッドとの調和が取れやすいというメリットがあります。さらに通常ベッド下のスペースはデッドスペースであり、何もしなければホコリが溜まるだけですが、収納付きのベッドを購入すればデッドスペースを有効活用できます。

ただベッド収納がある場合は、その後の取り外しができないものが多く、購入後にやはりベッド下収納がないタイプのベッドを選択すればよかったと思っても、すぐに改善できないのがデメリットといえます。

4.収納付きベッドの種類について

完全クローズドタイプ

大きめのものをしまうのに適しているクローズドタイプ

出典: Re:CENO

ベッド下のスペースをなるべく広く収納スペースとして使う場合は、完全にクローズドになっているベッド収納がおすすめです。

ベッドの下が一つの箱のようになっていて、そこに大きめのラグや普段使わないような季節外れのグッズを収納するのに適しています。

ただし、引き出しになっていないタイプなので、頻繁に出し入れするような物を収納してしまうと、取り出しに不便なところがあります。

一年で数度しか出し入れしないものを倉庫代わりに使うのには適した収納ベッドになっています。衣類が多くなりがちなアクティブな方には必須です。

タイプによって異なりますがこのように大きなスペースになっているものもあります。ちょっとした家電なら入れられるような本当の意味で倉庫に近いつくりですね。マリンスポーツやウィンタースポーツが好きな方には大きな収納は魅力的です。

大きな道具が必要な趣味の方には大きな収納は魅力的です

出典: Re:CENO

リフトアップ収納タイプ

収納の開け閉めも重要なポイントです

出典: Re:CENO

収納スペースは広く欲しいけど、取り出しも自由に行いたい。という人のためにはリフトアップタイプの収納付きベッドがおすすめです。

こちらのタイプは、先ほどの完全にクローズドなタイプに比べると取り出しが比較的簡単です。ガス圧タイプなので、力を使わなくても楽に収納部分にアクセスができるのがメリットで、機能性と収納力どちらも兼ね備えたタイプです。

先ほどのベッドと同様に下のスペースを余すところなく収納に使えます。海外旅行が好きな方にとっては、大型のキャリーバッグなど通常入れられないサイズのものも収納できるのがメリットです。

引き出し収納タイプ

オーソドックスな引き出しタイプは使い勝手の良さが魅力

出典: Re:CENO

収納ベッドといえば引き出しタイプのものを想像する人が多いと思います。引き出しタイプの収納のメリットはその取り出しやすさにあります。

衣類や小物で普段から使うものはやはりすぐに取り出せないと不便ですよね?引き出しタイプのベッドの場合はそれが容易になります。

また、毎日のように取り出すものを入れておく場合は、定期的に換気ができるので、ベッド下収納のデメリットである通気性に関しても良い面があります。

ただ、このタイプのベッドのデメリットは、左右に引き出しを開けられるスペースの確保が必要になることです。ベッド周りには壁が隣接している場合や、そもそも部屋が広くない場合があります。そのようなところにこのタイプのベッドをおくと機能的でなくなる可能性もあるので、お部屋の構造やベッド配置に気を配る必要があります。

またベッドを購入した後に追加で引き出しタイプの収納をつけられるタイプのベッドも販売されています。

アフターパーツがあるのは長く使いたい方におすすめです

出典: Re:CENO

とりあえずベッドを購入して、追加で収納を増やしたいという方に便利なタイプです。またDIYで好きにペイントしたり、買い替えが容易なのもメリットです。

5.まとめ

一人暮らしをしていくうちに、物はだんだん増えていきます。収納スペースは限られていますが、ベッドを有効に使うことで、新しい収納スペースを確保できます。ベッドはただ眠るだけの家具ではなく、使い方によっては素晴らしい収納家具になります。

一人暮らしを新しく始める人には、寝具はベッドをおすすめします。部屋が狭い、収納を増やしたい、という人はベッドの収納を活用することで、狭い空間でも収納スペースを増やすことができます。

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