インテリア

暮らしの中にアートを − インテリアに気軽に取り入れる方法

目次

日常の中にアートがあると、気持ちが豊かになります。「アート」ときくと、「難しそう」「高価」などハードルが高いイメージがあるかもしれませんが、アイディア次第で、気軽にインテリアに取り入れることができます。ここでは、暮らしに、アートで彩りをプラスする方法を紹介します。

1.置くだけ、並べるだけのポスターアレンジ

置くだけ、並べるだけのポスターアレンジ

絵画を飾るよりも手軽にチャレンジできるのが、ポスターをアレンジして飾ること。ポスターは、スタイリッシュなものから絵本のイラストのようなものまで幅広いデザインのものが売られています。リーズナブルなものも多く、選びやすいのが嬉しいポイント。

どんなお部屋にもマッチするのは、文字だけのすっきりとしたポスターです。大き目のフレームに入れたものをひとつ床に立てかけておくだけで、スタイリッシュで存在感のある空間のできあがりです。壁掛けに比べて、部屋を傷つけることなく飾れるのも嬉しいですね。抽象的なデザインのポスターは、空間を一気にモダンにしてくれます。自分好みのものを複数ピックアップしたら、直線的に並べて飾るのではなく、高さを変えて並べるなどして見る人の視線の流れを作ってみて下さい。自分で撮影した写真をポスターにするのもおすすめ。好きな風景や日常のひとコマを撮影した写真を大きくプリントして、フレームに入れれば愛着のあるアート作品になります。より雰囲気を出したいときは、写真をモノクロ加工に。

好みのポスターや写真がたくさん集まったら、サイズを変えたり、デザインのテイストが違うポスターをいくつか組み合わせて飾れば、自分だけのギャラリーの完成です。

2.ファブリックパネルで空間を彩る

ファブリックパネルで空間を彩る

あたたかみのあるアートを取り入れたいなら、ファブリックパネルを飾ってみてはいかがでしょうか。ファブリックパネルとは、北欧で古くから親しまれているインテリアで、お気に入りの布をパネルにし、お部屋に飾るものです。季節や気分に合わせて、布を替えて楽しむことができます。生地などを扱う雑貨店には、大胆な模様や色、キャラクターの絵柄などの生地が多くあるので、好みに合うものを選んでみてください。

基本の作り方は、好みの布を土台より2~3cm大き目にカットして、土台の4辺を包むように布を貼りつけるだけ。布を貼りつけるツールは、ホッチキスやボンド、糊など、土台の素材に合わせて選んでください。土台は発泡スチロール、段ボール、空き箱の蓋などホームセンターや100円ショップなどで購入することができるものばかり。最近では「ファブリックボード」として専用の土台も売られています。

3.ウォールステッカーで壁全体をアートに

ウォールステッカーで壁全体をアートに

部屋の壁に、すっきりと空いた空間があるなら、ウォールステッカーの出番。ウォールステッカーはさまざまなデザインのシールを壁や家具などに貼ってデコレーションできる便利なインテリアアイテムです。

いろいろなデザインやサイズのものが売られていますが、アートとして楽しむなら思い切って、壁を広く使うような大きいサイズのものを選んでみてください。大きいサイズのものを選ぶ場合は、モノトーンのシンプルなものがおすすめ。複数貼る場合は、シール同士の間隔を広くとると、すっきりした印象になります。

ウォールステッカーは壁を傷つけることなく、貼り直し可能なものが多いので、失敗を恐れずに大胆な構図にチャレンジしてみてください。

4.お気に入りのアートに囲まれた空間を

初心者でも、工夫次第で暮らしと共にアートを楽しめます。お気に入りのアートに囲まれて暮らすと、より豊かで楽しい時間が過ごせそうです。