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賃貸でもできる!原状回復を考えたお部屋のDIY

目次

賃貸物件は、原状回復が基本のため、好みの部屋にアレンジしにくいと気後れしている人も多いのではないでしょうか。でも、毎日過ごす部屋は自分らしい空間にしたいもの。DIYの中には、賃貸物件向きの原状回復が可能な方法もあります。今回は、賃貸でもできるおすすめのDIYを紹介します。壁や床のDIYは引越してすぐがおすすめ。新生活が始まり、家具などを新調するタイミングでぜひ挑戦してみてください。

1.照明DIYで雰囲気を変える

照明DIYで雰囲気を変える

部屋のイメージチェンジをしたい時は、照明を変えることで雰囲気を変えることができます。照明は、明るさだけでなく光の色や照明の素材、取り付け方もいろいろ。空間の雰囲気をシックにしたりカフェ風にしたりと楽しむことができます。

おすすめは「エジソンバルブ」を使った照明のDIY。「エジソンバルブ」とはあえてフィラメントが見えるようになっているエジソン電球のことです。いわゆる白熱電球とは違い、あたたかみがあるオレンジ色の光なので部屋全体がやわらかい感じに。

インテリアショップや通販サイト、ホームセンターで購入することができます。フィラメントや電球のデザインが豊富にあるので、お好みのものを探してみてください。

このエジソンバルブなら、複数を並べて吊るすだけでカフェ風のレトロな照明に早変わり。電球を並べて吊るすには、ダクトレールを使うと便利です。ダクトレールは天井に穴をあけることなく、照明プラグに差し込むだけで電球を吊るすことができるので、賃貸でも問題ありません。

暖色の光は料理をおいしそうに見せてくれるので、ダイニングテーブルの上の照明にもぴったりです。

2.面積が大きい床こそDIYアレンジを

面積が大きい床こそDIYアレンジを

大きな面積を占める床をアレンジすることで、お部屋の印象はぐっと変わります。床を変えるのは大変そうに思えますが、「貼らずに置くだけの床材」や「やわらかいクッションフロア」を使えば、比較的簡単に変えることができます。

クッションフロアは木目柄だけではなく、タイル風の柄などデザインが豊富にあるので、家具やインテリアのテイストに合わせて選ぶことができます。原状回復のため気を付ける点は、現状の床を傷つけないことと、ボンドを使用しないこと。両面テープを使う場合は、床に養生テープを貼り、その上に両面テープを使いましょう。「貼らずに置くだけの床材」なら、接着不要で床の上に置くだけで完成です。

床材には、高級感を醸し出す無垢材のフローリングもあります。床に接する面にゴムやクッション材がついているため、基本は並べるだけでOK。無塗装で木の香りがそのまま楽しめる無垢材のフローリングは、踏み心地も抜群。裸足で過ごすのが気持ちよくなります。

3.貼るだけ!壁紙アレンジ

貼るだけ!壁紙アレンジ

壁紙も、部屋のイメージを決める大事な要素のひとつ。賃貸物件は壁紙が選べない場合が多いため、「貼ってはがせる壁紙」を活用しましょう。

貼ってはがせる壁紙には、「最初から糊がついているもの」「シール状になっているもの」「自分で糊をぬるもの」の3種類があります。DIYに慣れていない方は、のりがついているものやシール状になっているものを選ぶと良いでしょう。

壁紙は、種類が豊富なのも魅力的。年齢に合わせて、子供部屋をアレンジをするのも楽しいですね。小さいうちは、身長が測れる壁紙や楽しい空間を演出できるカラフルな壁紙を貼ってあげると喜ばれそうです。

一度貼った壁紙をはがす方法は、はがした後に水拭きするだけで良いものから、専用の剥がし液を使う物までさまざま。説明に従って正しく現状回復しましょう。壁紙のアレンジに不向きな賃貸物件もあるので、事前確認は必ずしましょう。

賃貸DIYでお気に入りの空間に

賃貸物件でも、原状回復可能なDIYでお好みの部屋にアレンジすることができます。壁や床などをお好みのテイストにアレンジし、自分だけのお気に入りの空間を作ってみてください。